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中日、「清宮君(早実)の力がどうしても必要です」

2017年10月03日

10/3、中日スポーツ1面より

清宮 幸太郎 (早稲田実・一塁手)
184cm・右投左打・動画

竜が熱烈ラブコールだ。プロ志望届を提出した高校通算111本塁打の早実・清宮幸太郎内野手(動画)とプロ球団との面談が2日、東京都国分寺市の同校で行われ、広島と日本ハムを除く10球団が個別にアピール合戦を繰り広げた。中日は中田宗男スカウト部長と担当の正津英志スカウトが出席。アツアツの直球を怪物スラッガーの心に突き刺した。

予告通りに直球をぶつけた。10球団が顔をそろえた「清宮詣で」。7番手として面談に臨んだ中日は、中田スカウト部長と正津スカウトが怪物スラッガーと向かい合った。そこで伝えたのはひたすら、熱意。真っすぐな気持ちだった。

面談を終えた中田部長は、取材陣に囲まれると照れ笑い。「一方的にしゃべりまくり、です」。少しでも間が空けば微妙な空気が流れる可能性もある。「怖いから、しゃべり続けましたよ」。用意した資料はない。文字や表で示すより、大事なのは心だと決めていた。口説き文句は・・・。「チームがこういう状況なので清宮君の力がどうしても必要です」

史上最多とされる高校通算111発の打撃は当然のこと、チームを引っ張るリーダーシップも見逃せない。5年連続Bクラスと「冬の時代」が続く竜が清宮を必要とする理由として、これ以上の言葉はなかった。

面談では、これまでの視察で感銘を受けた場面も説明した。ベンチで必死に声を出す姿。マウンドに歩み寄り、投手に声をかける姿。それらに対して「ありがとうございます!」と真っすぐに返事をする清宮の人間性と立ち居振る舞いに、またホレた。

ポスティング制度を利用してのメジャー挑戦に関する話題はなかったという。清宮サイドからは施設面などの質問があり、「まったく心配することはありません。練習場も(ナゴヤ)球場も合宿所の横にあります」と誠実に答えた。

育成プランについても無理に甘い言葉を並べることはなかった。「出てくる選手は自力で上がってくる。必要なのは、精神面の強さと豊富な練習量。それを持っているのが君だよ」とラブコールを送り続けた。

面談には清宮の両親も同席。ラグビー・トップリーグのヤマハ発動機監督でもある父・克幸さんとは「スカウティングの大変さ」を話題に意気投合した。面談の最後には「山田さんはお元気にしてますか」と、早大ラグビー部で同期だった中日・山田広報部長への伝言も受けた。

1位候補には、今夏の甲子園で大会新記録の6本塁打を放った広陵・中村奨成捕手も挙がっている。12日にも行われるスカウト会議を経て、26日のドラフト会議当日まで悩む日々は続く。ただ、清宮の1位評価は不動。「思いの丈は伝えました。(球団の評価は)十分に理解して頂いたと思う」と中田部長。ファーストコンタクトでぶつけた愛は、怪物の心にも届いたはずだ。



清宮君のスカウト評はこちら

清宮君のバッティング動画はこちら

draftkaigi at 07:23│ 中日 
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