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巨人ドラフト戦略、清宮(早実)獲りは2つの穴埋める

2017年10月09日

10/9、東京スポーツ5面より

清宮 幸太郎 (早稲田実・一塁手)
184cm・右投左打・動画

今回からは、いかにすれば巨人が立ち直るのかを探っていく。まずはチーム強化の根幹であるドラフト戦略から考えたい。

今年のドラフトの目玉といえば、なんといっても早実の清宮幸太郎内野手(動画)。巨人は先日、本人との面談にスカウトのほか石井社長、鹿取GMが加わり、総勢5人で臨んで球団としての熱意を示した。阪神のように公言こそしていないが、1位指名はほぼ確実な情勢。

では、この選択は正しいのか。賛否両論はあるが、確かに清宮ならば巨人に開いた2つの穴を同時に埋められる可能性がある、

まず戦力として見たときに、左の長距離砲はリリーフ投手と並び最優先の補強ポイントだ。今季の一軍を見ても、一発を期待できる左打者は来季39歳の阿部と同36歳の亀井、若手は宇佐見ぐらい。高卒ルーキーに1年目からの活躍を求めるのは酷だが、獲らないことには始まらない。

ファームの若い左打者を見渡しても、208打席も立って0本塁打の辻は頭打ち。立岡や昨秋ドラ1の吉川尚は成長に期待が持てるが、長距離砲ではない。外国人補強で右のゲレーロ(中日)、バレンティン(ヤクルト)に触手を伸ばすならなおさらのこと、清宮を獲得できたとしても、左の野手は1人だけでは足りないぐらいの陣容だ。

また清宮の最大の魅力は人気面だろう。プロ野球は公共財といえるが、各球団は慈善事業でやっているのではない。地方大会から神宮球場を満員にできるようなスターは10年待っても現れないような逸材。ましてや低迷期の巨人にとって、勝敗にかかわらずファンを球場に呼べるスターはノドから手が出るほど欲しい

こんなことを書くと「今年もドームは常に大入りだったじゃないか」と後ろ指をさされそうだが、現に今季途中も老川オーナーが、選手を前にチケット売り上げの不振と視聴率低迷に言及し、波紋を呼んだことがあった。観客は全員が正規の料金を払ってくる人たちだけではないのだ。どんなときも東京ドームを埋めてしまうのがスポーツ興行を知る読売と巨人のすごさだが、だからこそ内部の人間は清宮の持つスター性に引かれている。

もちろん、清宮のプロでの活躍は約束されたわけではない。それでも現在の日本ハム・斎藤を見ればわかるように、スターは良くも悪くも視線を集め続ける。「アンチ巨人も巨人ファン」という言葉があるが、興行的視点で見れば少なくとも失敗はないのだから、それも1位指名の理由にはなる。

とはいえチーム再建を本気で考えれば、重要なのは清宮を引けなかった場合と2位以下の指名。現チームに足りないピースは何か。FA、外国人補強の必要性にも併せて迫る・・・。



清宮君のスカウト評はこちら

清宮君のバッティング動画はこちら

draftkaigi at 12:50│ 巨人 
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