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宮台康平(東大)をドラフト指名するプロ球団の皮算用

2017年10月18日

週刊ポスト 10月27日号より

宮台 康平 (東京大・投手)
178cm・左投左打・動画

10月26日のドラフト会議で、史上6人目の東大卒プロ野球選手誕生が現実味を帯びてきた。東京六大学野球の秋季リーグ戦で、東大に15年ぶりとなる勝ち点をもたらした立役者であるエース左腕・宮台康平投手(動画)だ。東大野球部の特別コーチを務める中日OB・谷沢健一氏は、宮台の素質を高く評価する。

「過去に東大からプロ入りした選手では、新治伸治さん(65~68年、大洋)が通算9勝をあげましたが、それを上回るパフォーマンスができるはず。右打者の内角に最速150キロのストレートを投げ込めるし、チェンジアップもいい。研究熱心な努力家です」

すでに阪神、横浜、ヤクルト、ソフトバンク、西武などが東大の試合、練習を視察に訪れている。心配なのは本当に戦力になるかだ。奇しくも、宮台がプロ志望届を出す2日前、14年にドラフト2位でロッテ入りした京大卒の田中英祐が戦力外通告を受けている。

「入団当初は京大君としてマスコミの注目を集めましたが、1年目の4月の一軍デビュー戦で3回KOされるなど、結果を残せず2軍暮らしのまま戦力外に。実力より話題先行で獲得が決まった面もあったのでしょう」(アマ野球担当記者)

高偏差値選手を獲得する球団の考えについて、ヤクルトの元スカウト・片岡宏雄氏はこう解説する。

「東大や京大に入るには高校時代の受験勉強が欠かせず、プロでやるには基礎体力が劣りがち。私もスカウト時代に、東大の遠藤良平(99年日本ハム7位指名)に注目したが、やはりプロのレベルにないと判断して指名を見送った。ただ、過去の東大卒プロ選手5人のうち4人が引退後に職員やコーチ、幹部として球団の仕事をしていることからもわかるように、球団は地頭の良さも買って指名する。引退後は指導者やフロント陣として、戦力にしたいという思惑があるのです」

では、宮台も幹部候補生として指名されるのか。片岡氏がいう。「宮台の野球スタイルはいい意味で東大らしくない。思い切りがよく度胸もある。今までの東大卒選手にはいないタイプだけに前例を超える成績をプロでも残すことができるのでは」

昨年までは公務員試験を受けてエリート官僚になるとも噂された宮台だが、すでにプロ志望届を提出。さて赤門からの就職先はどの球団か。



宮台君のスカウト評はこちら

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draftkaigi at 07:05│ 大学 
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