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田中英祐(ロッテ戦力外)、転職オファーが殺到

2017年10月19日

10/19、デイリースポーツ6面より
ロッテから戦力外通告を受けた“京大クン”こと田中英祐投手(2014ロッテ2位)球界内外から転職オファーが殺到していることが18日、分かった。球団幹部が「いろんな話が来ている」と語ったものだが田中英本人は11月15日にマツダスタジアムで行われるトライアウト受験をにらんでいる。

京都大学工学部卒の肩書はやはり、ダテではなかった。ロッテはすでに将来の球団幹部候補生としての“残留”を打診している。ある球団幹部は「営業などの経験を積んで幹部の道を歩んでほしい」と熱望している。その先には球団経営も視野に入る。

だが、これに“待った”をかけたのがロッテ本社だ。「ぜひ来てほしい」との打診が届いているという。伊東前監督は「今後どんな道に進むのか。プロでの経験はムダにはならない」と話していたが、同幹部は3年前に入社を辞退した三井物産に関しても「改めてどうだということになるかもしれない」と推察する。

プロ3年間を主にファームで汗にまみれて暮らしたが、この経験が社会人として血となり肉となっている。「財界で活躍されている京大出身者が注目している」(球団幹部)と証言するように、水面下ではあの手この手のオファーが届いている。さらに阪神フロント関係者からも、兵庫県出身である田中英の動向を探る連絡が入っているという。

こんな水面下での騒ぎをよそに、野球への未練を断ち切れない田中英はトライアウトに挑戦する考えを固めている。「すべてはこれが終わってから」と球団幹部。さて、京大頭脳が下す決断は・・・。



下は2014ドラフト会議でロッテが指名した選手です。2位・田中英祐のスカウト評はこちら

ロッテの2014ドラフト指名選手
1位 中村 奨吾 早稲田大 内野手
2位 田中 英祐 京都大 投手
3位 岩下 大輝 星稜高 投手
4位 寺嶋 寛大 創価大 捕手
5位 香月 一也 大阪桐蔭高 内野手
6位 宮崎 敦次 広島国際学院大 投手
7位 脇本 直人 健大高崎高 外野手
プロ入り後の成績


draftkaigi at 07:00│ │戦力外通告 
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