ドラフト会議
情報局
2017ドラフト
高校生の候補
2017ドラフト
大学生の候補
2017ドラフト
社会人の候補
スカウト
評価
2017ドラフト
全指名選手
12球団の
情報まとめ
ホームに
もどる

楽天の強さの秘密はドラフト戦略にあった

2017年10月21日

10/21、日刊ゲンダイ42面より
下克上まであと2つとなった。リーグ3位通過の楽天が19日、CSファイナルステージ第2戦でソフトバンクに連勝した。14年から2年続けて最下位だったチームが、今季は開幕から飛び出し、CSでは大本命を苦しめている。最大の要因は近年のドラフトの成功だろう。

今回のCSで2本の先頭打者本塁打、レギュラーシーズンで生え抜き野手では初となる2ケタ本塁打を放った遊撃手の茂木(2015楽天3位)を筆頭に若手が活躍。中でも、ここまでCS5試合すべてに登板してピンチを救っている高梨(2016楽天9位)に象徴されるように、下位で獲得した選手が気を吐いているのが特徴だ。

高梨同様、今季のリリーフ陣の一角を担った森原(2016楽天5位)菅原(2016楽天4位)も下位指名選手。パの編成担当者は「シーズン序盤に大きな貯金をつくったのは彼らの活躍が大きい」と話す。楽天は他球団が見逃した逸材を拾い上げていることになる。

「(ドラフトで)最終的に指名する選手やその順番を決めるのは星野(仙一)副会長です」と、安部井チーム統括本部長はこう続ける。

「(星野)副会長が(フロントに)来てから、『担当エリア外の情報を他人事にしない』、『その年のテーマを明確化する』、『立場の垣根を越えて何でも話す』ということを徹底するようになりました。ドラフト前日は8時間以上のミーティング。そこには副会長も(スカウト部長の)長島(哲郎)さんもいるけど、立場に関係なく意見を交わして、時にはトレーナーを呼んでケガについて聞きながら議論することもあります。どこの球団もやることかもしれないけど、スカウトがやるべきことはスカウトだけではない、という意識を持つようになったのが大きい。ドラフトでは、病気やケガがないか、というのが一番の不安要素。ただ、すぐ取らないとは決めつけない」

その典型が茂木だ。早大2年の秋、持病の不整脈が悪化して手術をした。これが他球団に敬遠されて3位まで残った理由といわれるが、安部井本部長は「それがプロ入り後に乗り越えられるレベルならば候補になる」と話す。

14年オフには育成部とスカウト部の人材を増員。16年からは二軍に残留する若手の試合機会を増やすべく、独立リーグやソフトバンクの三軍との育成試合を開催している。スカウティングに加え、育成にも力を入れたことが実を結びつつあるようだ。



楽天の歴代ドラフト指名選手とプロ入り後の成績はこちら



draftkaigi at 07:05│ 楽天 
ドラフトニュース検索