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阪神ドラ4・島田海吏、スカウトは足を高評価

2017年10月29日

10/29、サンケイスポーツ5面より

2017阪神ドラフト4位 島田 海吏
上武大・外野手・動画

阪神からドラフト4位指名を受けた上武大・島田海吏外野手(動画)育成ドラフト1位指名の石井将希投手(動画)が28日、群馬・伊勢崎市内の同大で佐野仙好統括スカウトらから指名あいさつを受けた。快足自慢の島田は糸井嘉男外野手への“弟子入り”を志願。超人から、プロで成功する極意を学ぶ!

アマ球界屈指のスピードスターにとって、最高のお手本は超人だ。50メートル5秒8の快足を武器に、虎の外野陣へ挑む島田は、「糸井」の名前を聞くと、目を輝かせた。「(糸井さんは)走攻守がそろっていて、しかもその一つ一つがハイレベル。まだ自分は1軍のレベルではないですが、一つ一つのレベルを上げて最終的には目指していきたいです」

指名あいさつを受けると、プロでの目標として『盗塁王』と色紙にしたためた。2016年には53盗塁でタイトルを獲得し、虎1年目の今季も21盗塁を決め、10年連続2桁盗塁をマークしている糸井は、まさに教科書といえる存在だ。「プロの投手から盗塁を決めるには、どんなテクニックがいるのか。間の取り方だったり、細かな技術について聞いてみたいです」

100メートル9秒98の日本記録を持つ桐生祥秀(東洋大)に中学時代に勝ったことがある快足と、超人のテクニックが合わされば鬼に金棒。同席した吉野スカウトも「糸井や俊介も足は速いが、そこに食い込んでいけるだけの足があると思います」と太鼓判を押した。

競争が激しい虎の外野陣。糸井、福留という実力も経験も抜きん出たベテランコンビに、今季出場機会を増やした俊介。今季20発の中谷や昨季の新人王・高山ら、ライバルがひしめいている。「(阪神の外野手は)足が速いというよりは強打のイメージ。そこに食い込んでいくには、突出した何かがないといけない。自分にとってはそれが足なので、足でアピールしていきたいです」

島田にとって憧れである赤星憲広氏は1年目の2001年、足から出場機会をつかみ、レギュラー定着。39盗塁で新人王を獲得した。「それはとてつもない数字。自分は1つでも多く決められたら」と謙虚に話したが、誰にも負けない一芸はプロで生き抜くには不可欠なアイテムだ。

「熱狂的なファンがたくさんいる甲子園で、早くプレーしたいという思いが強くなりました」。可能性は無限大。超人からどん欲に学び、一日も早く聖地のダイヤモンドを駆け巡る。

▼阪神・吉野スカウト
「足が一番のアピールポイント。盗塁はピッチャーとの対戦なので、経験してもらうしかないと思う。実戦の中で成長していってくれれば」




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draftkaigi at 07:06│ │阪神 
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