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巨人、支離滅裂なドラフトは鹿取GMの暴走だった

2017年11月04日

週刊文春 11月9日号より

2017巨人ドラフト2位 岸田 行倫
大阪ガス・捕手・動画

「何を考えているのか訳が分からない。支離滅裂で、現場からもひんしゅくを買ってます」。ベテラン記者が呆れるのは、10月26日に行われたドラフトの巨人の指名だ。まず、8人指名して投手は1位の中大・鍬原拓也(動画)だけで、あとは全て野手だ。

「鍬原もいい投手ですが、早実の清宮幸太郎、九州学院の捕手・村上宗隆の外れ外れ1位。今季の巨人の貧打は深刻だったとはいえ、ドラフトで投手一人は異例です。FAでかき集めればいいと考えているのかもしれませんが、山口俊や森福允彦が今季どうなったかを、もう忘れたのかな、と」(同前)

さらに、2位・大阪ガス・岸田行倫(動画)3位・NTT西日本・大城卓三(動画)で社会人捕手を指名した。「こんな指名、聞いたことない。巨人の捕手は今季、小林誠司が138試合に出場、打撃のいい宇佐見真吾も頭角を現してきたが、よほど今の捕手が不満なのか・・・。巨人の捕手は11人体制になりました」(スポーツ紙デスク)

いったいなぜ、こんな指名になったのか?。「鹿取GMの独り相撲、暴走です」とは、担当記者だ。「球団上層部からの至上命題は、貧打の解消と松井秀喜以来の甲子園のスター獲得。従来のリスクを避ける姿勢から競合覚悟で清宮を指名したまでは良かったが、クジを外してテンパっちゃった」(同前)

スターを逃した以上、貧打だけでも解消しようと焦った結果だったのか。

「鹿取さんは前日も『野手中心になる』と言ってましたし、常々、『キャッチャーを何とかしないと』と言っていた。で、特にこだわっていた岸田について他球団のスコアラーが流した『3位じゃ残ってない』という情報に惑わされて、繰り上げ指名。清宮を外して、もう失敗できないと焦ったんでしょう」(同前)

一方で、支離滅裂なドラフト戦略の背景には、こんな事情もあるという。

「原辰徳前監督が1億円問題を抱えたまま退任した際、フロントも一新され、アマチュア球界で信頼されていたベテランスカウトがいなくなった。某高校の監督から『あの人じゃないなら話さない』と門前払いを食らったそうです」(前出・スポーツ紙デスク)。「貧すれば鈍す」というが、その逆もまた真か。



下は2017ドラフトで巨人が指名した選手です。

巨人の2017ドラフト指名選手
×清宮 幸太郎  
×村上 宗隆  
1位鍬原 拓也中央大投手
2位岸田 行倫 大阪ガス捕手
3位大城 卓三NTT西日本捕手
4位北村 拓己亜細亜大内野手
5位田中 俊太日立製作所内野手
6位若林 晃弘JX-ENEOS内野手
7位村上 海斗 奈良学園大外野手
8位湯浅 大健大高崎高内野手
育1比嘉 賢伸 盛岡大付高内野手
育2山上 信吾常磐高投手
育3笠井 駿東北福祉大外野手
育4田中 優大羽黒高投手
育5広畑 塁 立正大捕手
育6小山 翔平関西大捕手
育7折下 光輝 新野高内野手
育8荒井 颯太 関根学園高外野手


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draftkaigi at 07:10│ 巨人 
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