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2017ドラフト、一番成功した球団は?

2017年11月08日

週刊大衆 11月13日号より
「早稲田実業の清宮幸太郎に史上最多の指名はあるか!?」、「史上初の単独指名なしか!?」という点に注目が集まった今年のプロ野球ドラフト会議。蓋を開けると、清宮には7球団の指名が集まり、抽せんの末に日本ハムが交渉権を獲得。また、単独指名があるかについても、DeNAが立命館大・東克樹の一本釣りに成功したのだが、別の意味での史上最多に、会場の記者席は沸いていた。

「史上最多タイの3回クジで外れたソフトバンクの工藤監督と、外れ外れ外れ1位で同球団に指名された鶴岡東・吉住晴斗投手です(笑)。3回目の抽せんでも、どよめきが起こりましたが、吉住君が指名されたときも、誰だ、誰だ!?って、ざわつきましたね。多くの記者がノーマークでしたから」(会場で取材をしていたスポーツ紙デスク)

だが、この吉住投手、実は最速149キロの速球を投げる本格派。甲子園での登板は2年時に1イニングだけだが、ひそかにスカウト陣からの注目を集めていた投手なのだ。「現在の投手陣が盤石のソフトバンクですから、将来性を買ったんでしょう。若手の育成に定評のある球団だけに、3年後が楽しみな選手ですね」(前同)

12球団の思惑が交錯した今回のドラフトで、バッチリの補強ができた球団は、どこだったのか。7球団競合の末に早実・清宮の交渉権を獲得した日本ハムに加え、JR東日本・田嶋大樹投手、広陵・中村奨成捕手を1回目のクジで引き当てたオリックス広島はもちろん及第点だが、「立命館大・東を一本釣りできたDeNAが、一番いい補強ができたんじゃないかな」と語るのは、ベテランの野球記者。

「DeNAは当初、清宮に行くともいわれていましたが、本音は、どうしても投手を補強したかったんです。そこでスカウト陣は、田嶋の指名に切り替えたんですが、高田繁GMの鶴の一声で東の指名に変更。実は高田さんの評価は、田嶋より東のほうが断然、高かったそうですよ」(前同)

最速152キロの大学ナンバーワン左腕の単独指名はまさに願ったり叶ったりだったようだ。ほかにも、清宮は逃したものの、履正社・安田尚憲を外れ1位の抽せんで引き当てたロッテと、仙台大・馬場を、外れ外れ1位の抽せんで引き当てた阪神も、上々のドラフトだったと、ベテラン記者は言う。

「チーム防御率が12球団ワーストの4.22だったロッテは、投手の補強が急務であるのは間違いないんですが、実は、岡田、荻野、角中、清田など、野手の主力のほとんどが30代。将来の主軸は喉から手が出るほど欲しかったはず」(同)

また、馬場に関しては外れ外れ1位だが、「最速155キロの豪腕がここまで残っていたのは奇跡ですよ、なんだかんだで阪神には内野手がいますから、清宮や安田よりもいい補強だったのでは・・・」(同)。悲喜こもごものドラフトだったが、実際の評価はシーズンが始まってから。ドラ1以外にも、どんな選手が活躍するか目が離せない。



下は各球団のドラフト1位確定選手です。

広島 中村奨成(広陵高・捕) 動画 スカウト評
阪神 馬場皐輔(仙台大・投) 動画 スカウト評
DeNA 東克樹(立命館大・投) 動画 スカウト評
巨人 鍬原拓也(中央大・投) 動画 スカウト評
中日 鈴木博志(ヤマハ・投) 動画 スカウト評
ヤクルト 村上宗隆(九州学院高・捕) 動画 スカウト評

ソフトB 吉住晴斗(鶴岡東高・投) 動画 スカウト評
西武 斉藤大将(明治大・投) 動画 スカウト評
楽天 近藤弘樹(岡山商科大・投) 動画 スカウト評
オリックス 田嶋大樹(JR東日本・投) 動画 スカウト評
日本ハム 清宮幸太郎(早稲田実高・内) 動画 スカウト評
ロッテ 安田尚憲(履正社高・内) 動画 
スカウト評



draftkaigi at 07:11│ ドラフト総括 
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