大阪桐蔭、来年ドラフト候補精彩欠く
2017年11月14日
11/14、デイリースポーツ6面より
走攻守の全てでミスが出た。不本意な内容で敗戦。「力不足だった」。大阪桐蔭の選手は、口をそろえたように同じ言葉を発した。来秋のドラフト候補選手が、ことごとく精彩を欠いた。藤原恭大外野手(動画)は4打数1安打2三振で、三回の守備では中前打をはじく適時失策。「弱さが出た」とうつむいた。
根尾昂内野手(動画)も三回1死満塁で遊ゴロを処理後、二塁悪送球の適時失策。投手としては4回1失点ながら、4番としては3打数1安打に終わった。「エラーは自分のミス」とうなだれた。
5番・山田健太内野手も三回の適時打後は、得点圏に走者を置いた場面で2度凡退。先発・柿木蓮投手(動画)は3回4失点で、2番手・横川凱投手も2回2失点だった。
西谷浩一監督は「マスコミが強いと言ってくれるだけで、弱いことは本人らは分かっている。今日の負けをどうつなげるか」。本当の力はこんなものではない。来春は史上3校目のセンバツ連覇を目指す名門。この敗戦は無駄にしない。
(11月13日 明治神宮大会準決勝 創成館 7―4 大阪桐蔭)
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