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ドラフト選手の家庭の事情、平岡敬人(中部学院大)

2017年11月17日

11/17、日刊ゲンダイ26面「ドラフト選手の家庭の事情」より

2017広島ドラフト6位 平岡敬人
中部学院大・投手・動画

2010年に公開された村上春樹原作の映画「ノルウェイの森」の主要撮影地となったススキの大群生地・砥峰高原に程近い兵庫県神河町。この自然豊かな町にある2階建て6DKの一軒家が生家である。

神河町出身の父・昭広さんは高校時代、兵庫県内の公立校で野球部に所属。投手だった。高校を卒業後、かつての国鉄に就職したものの、民営化となって勤務体系が変わる可能性があり、JRになるタイミングで退職。化学薬品系の工場に勤務しながら一家を支えた。敬人が中3になる時に福島県郡山市に転勤。現在も単身赴任中だ。

2011年3月11日、東日本大震災で福島県は大きな被害を受けた。しかし、昭広さんは偶然にも帰省中だった。母・ゆかりさんがこう言う。

「敬人の中学の卒業式のためにこっちに帰っていたんです。育英高校では寮生活になることもあって、『最後やから』と福島から駆け付けた。敬人のおかげと言いますか。交通機関がマヒしていて、2、3週間は職場に戻れませんでしたが・・・」

姫路市出身のゆかりさんは兵庫県内の大学を卒業後、結婚を機に神河町に移り住んだ。現在はスポットライトやランプなどの照明器具を製造する工場で働く。

昭広さんは2人の息子に野球をやらせたかったが、兄の祐輝さんはあまり興味を示さなかった。敬人は2、3歳の頃に与えられた子供用のグラブをはめてボールを投げる活発な子だった。育英高で試合に出場していた年上のいとこの影響もあり、野球にのめりこんだ。

186センチ、92キロの恵まれた体格を生かした角度のある球が武器。昭広さんは175センチ、ゆかりさんは158センチ、祐輝さんは175センチ、姉の奈菜さんは160センチ。敬人が突出して大きいのは、「食生活のせいかもしれません」と、ゆかりさんがこう続ける。

「敬人はお茶代わりに牛乳を飲んでいて、小学生になったら1日1パック(1リットル)。食べる量も多かった。育英の寮は1食でお米2合(茶碗4杯分)がノルマなんですけど、敬人は小学生の高学年くらいから、それくらいは食べていたと思います」

高校で野球を辞めようと思った。トレーナーになるための専門学校に入学するつもりだった。そんな時、「もう一度ウチで一緒に野球をやろう。おまえなら絶対にプロに行けるから」と熱心に声を掛けたのが、中部学院大の原克隆監督だった。

「実績があるわけでもないのに、そこまで言ってくれるなら、『とりあえずやってみたら?』と後押ししました」(ゆかりさん)。原監督と二人三脚でトレーニングを重ね、高校時代は140キロ前後だった球速は、大学2年で152キロをマーク。故障に泣かされ、通算3勝に終わったものの、能力の高さがスカウトの目に留まった。

亜大時は0勝ながら、今季15勝で最高勝率のタイトルを獲得した薮田や、日本を代表する二塁手に成長した菊池など、学生時代は注目度が高くなかった「隠し玉」の発掘に定評がある担当の広島・松本有史スカウトは「角度があって重い直球を投げます。まずはケガをしない体をつくって欲しい。実績がないので、自信をつけてくれれば、潜在能力は高いものがある。いろいろな意味で薮田に似ていると思います」と期待を寄せる。



下は2017ドラフトで広島が指名した選手です。6位指名・平岡君のスカウト評はこちら

広島の2017ドラフト指名選手
1位中村 奨成広陵高捕手
2位山口 翔熊本工高投手
3位ケムナブラッド誠日本文理大投手
4位永井 敦士二松学舎大付高外野手
5位遠藤 淳志霞ヶ浦高投手
6位平岡 敬人中部学院大投手
育1岡林 飛翔菰野高投手
育2藤井 黎來大曲工高投手
育3佐々木 健小笠高投手


draftkaigi at 08:10│ 広島 
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