水野滉也(DeNA戦力外)、育成選手として再スタート
2017年11月19日
11/18、神奈川新聞8面より
ドラフト2位で今季入団した水野滉也投手(2016DeNA2位)が2年目の来季、育成選手として再スタートを切る。5月の1軍デビュー直後に右肩痛を発症。一進一退の状態が続き、実戦復帰を果たせず1年目を終えた。新人では異例の再契約。球団幹部から「治療に専念してほしい」と説明を受けた右腕は「育成契約は全く想定していなかった。不安がよぎったけど、今は来季のことを考えられている」と胸の内を明かした。
今月上旬。2軍施設のブルペンでサイドスローが繰り出した白球は、ストライクゾーン低めに構えた捕手のミットを軽快に鳴らした。ボールの切れは半年前の1軍登板時と遜色ない。水野は「1週間くらい前にやっと100%の状態になった。思い切り投げられる」とうなずいた。
入団前の昨秋から右肩に不安を抱え、春季キャンプは2軍スタート。地道な調整でコンディションを上げ、5月3日の巨人戦で1軍初登板初先発。五回途中3失点とまずまずの結果を残した、その数日後だった。右肩に再び違和感を覚えたという。以降はブルペン入りできるまでに回復したかと思えば、予期せぬ痛みに襲われた。
「今までとは違って投げられる、投げられないの繰り返し。うまくいかないことだらけでイライラした」。復活を期し、グラウンドで汗を流した。オフに手術を行う予定はないという。自主トレも右肩の状態を考えて寒冷地の地元・北海道には帰らず、横須賀で過ごす計画だ。不安はあるものの「球団としては肩を思ってくれてのことだと思う」と前向きに捉え、復活を見据える。
原動力の一つが2桁勝利、ポストシーズンでも大活躍を果たした同期の浜口の存在だ。「浜口が頑張っているのを見て、自分もあの舞台で投げたいと思った。来年こそは浜口に勝ちたい」
下は2016ドラフトでDeNAが指名した選手です。2位指名・水野君のスカウト評はこちら
2016DeNAドラフト2位 水野滉也 東海大北海道・投手・動画 |
ドラフト2位で今季入団した水野滉也投手(2016DeNA2位)が2年目の来季、育成選手として再スタートを切る。5月の1軍デビュー直後に右肩痛を発症。一進一退の状態が続き、実戦復帰を果たせず1年目を終えた。新人では異例の再契約。球団幹部から「治療に専念してほしい」と説明を受けた右腕は「育成契約は全く想定していなかった。不安がよぎったけど、今は来季のことを考えられている」と胸の内を明かした。
今月上旬。2軍施設のブルペンでサイドスローが繰り出した白球は、ストライクゾーン低めに構えた捕手のミットを軽快に鳴らした。ボールの切れは半年前の1軍登板時と遜色ない。水野は「1週間くらい前にやっと100%の状態になった。思い切り投げられる」とうなずいた。
入団前の昨秋から右肩に不安を抱え、春季キャンプは2軍スタート。地道な調整でコンディションを上げ、5月3日の巨人戦で1軍初登板初先発。五回途中3失点とまずまずの結果を残した、その数日後だった。右肩に再び違和感を覚えたという。以降はブルペン入りできるまでに回復したかと思えば、予期せぬ痛みに襲われた。
「今までとは違って投げられる、投げられないの繰り返し。うまくいかないことだらけでイライラした」。復活を期し、グラウンドで汗を流した。オフに手術を行う予定はないという。自主トレも右肩の状態を考えて寒冷地の地元・北海道には帰らず、横須賀で過ごす計画だ。不安はあるものの「球団としては肩を思ってくれてのことだと思う」と前向きに捉え、復活を見据える。
原動力の一つが2桁勝利、ポストシーズンでも大活躍を果たした同期の浜口の存在だ。「浜口が頑張っているのを見て、自分もあの舞台で投げたいと思った。来年こそは浜口に勝ちたい」
下は2016ドラフトでDeNAが指名した選手です。2位指名・水野君のスカウト評はこちら
DeNAの2016ドラフト指名選手 | |||
× | 柳 裕也 | ||
× | 佐々木 千隼 | ||
1位 | 浜口 遥大 | 神奈川大 | 投手 |
2位 | 水野 滉也 | 東海大北海道 | 投手 |
3位 | 松尾 大河 | 秀岳館高 | 内野手 |
4位 | 京山 将弥 | 近江高 | 投手 |
5位 | 細川 成也 | 明秀学園日立高 | 外野手 |
6位 | 尾仲 祐哉 | 広島経済大 | 投手 |
7位 | 狩野 行寿 | 平成国際大 | 内野手 |
8位 | 進藤 拓也 | JR東日本 | 投手 |
9位 | 佐野 恵太 | 明治大 | 内野手 |
★プロ入り後の成績★ |
draftkaigi at 07:43│
│戦力外通告