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スカウトの逆襲、練習で手を抜く選手は大成しない

2017年11月26日

11/27、日刊ゲンダイ39面「スカウトの逆襲」より
ドラフトが終わったからといって、オレたちはひと息入れるどころじゃない。担当する選手の仮契約や入団発表には立ち会わなきゃならないし、ついこの前まで高校と大学の明治神宮大会と、社会人の日本選手権があったからね。久々に温泉にでもつかってゆっくりしたいな・・・なんて考えてたら、部長から呼び出しだ。

「秋にきちんと選手を見ておかないと、来年の春になってから比較が出来ないだろう。これだと思う選手の性格をじっくりと見極めるチャンスでもあるんだから」。こう言う部長が引き合いに出したのは、かつて甲子園で活躍、ドラフト1位でプロ入りしたある右腕の話だ。

ピンチのときや中軸の選手に対してはものスゴい球を投げるのに、そうでないときは明らかに力を抜いてテキトーに投げている。それでも実力を数値化したものは秀逸。パソコンおたくのエラいさんなんか腰を浮かせてただけに、部長はあるとき性格をチェックしようと選手の練習場に行ったという。

お目当ての投手はグラウンドの外側を走っていた。バックスクリーンをはさんで、右翼ポールと左翼ポールの間を行ったり来たり。右翼からバックスクリーンまでは懸命に走るのに、バックスクリーンの陰に入ると、なかなか出てこない。しばらくしてバックスクリーンから姿を見せると、左翼までダッシュ・・・。

つまり本塁付近にいる監督から死角になるバックスクリーンの裏側でサボってたんだ。ウチの部長はそれを見て、選手をリストから外したそうだ。

「飛び抜けた実力があればともかく、人の見ていない場所で手を抜くタイプはよくない。活躍してもそれが長く続かないとか、活躍した翌年はサッパリとか、安定した成績を残せないケースが多いんだ。特に長いイニングを投げる先発は向かない。選手の性格面をじっくりと見られるのも、試合がなくなったいまの時期だから。グラウンドに足を運べば、数字だけじゃ判断できない部分をチェックできるだろう」

まったく、ウチの部長はヒマをもてあましてるのかね。こっちは家庭も含めてあれこれ考えることが山ほどある。髪の毛まで薄くなってきてるってのに、当分は温泉もお預けさ。(プロ野球覆面スカウト)



下は2011年以降のドラフトで、1位指名され入団した甲子園出場経験のある高卒右腕投手です。「かつて甲子園で活躍し練習で手を抜くドラ1右腕」はこの中にいるでしょうか。

2016西武1位 今井達也(作新学院高)
2016楽天1位 藤平尚真(横浜高)
2015ソフトB1位 高橋純平(県岐阜商高)
2014ソフトB1位 松本裕樹(盛岡大付高)
2014西武1位 高橋光成(前橋育英高)
2014楽天1位 安楽智大(済美高)
2012日ハム1位 大谷翔平(花巻東高)
2012阪神1位 藤浪晋太郎(大阪桐蔭高)
2011横浜1位 北方悠誠(唐津商高)



draftkaigi at 07:04│
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