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阪神、人的補償でDeNAから投手獲得目指す方針

2017年11月30日

11/30、サンケイスポーツ2面より

2005阪神(高校)ドラフト4巡目 前田大和
樟南高・内野手・18歳

国内FA宣言した大和内野手(2005阪神4巡目)がDeNAに移籍決定的となり、阪神は人的補償として投手をターゲットとする方針であることが29日、判明した。大和の今季年俸は5000万円でBランクに該当。補強ポイントでもある投手を狙うことになりそうだ。

FA流出で、虎は投手獲得へ・・・。大和は年俸5000万円でBランクのため人的補償を求めることができるが、阪神の球団幹部は「投手が狙いになるだろう」と方向性を示した。

今季は藤浪がわずか3勝止まり。昨季10勝をマークした岩貞も5勝と期待を裏切った。金本監督が坂井オーナーへのシーズン報告後の会見で「あえて名前を挙げるなら、藤浪、岩貞、この2人が最低10は、2桁は勝ってくれるものと計算していた」とゲキを飛ばしたほど。

FA補強は西武・野上の調査を行ったものの獲得までには至らなかった。DeNAには若い投手が多く、先発からリリーフ陣にも視野を広げ、金本監督と相談した上でターゲットを絞っていくことになりそうだ。

2012年オフ、オリックスにFA移籍した平野恵の人的補償として高宮を獲得。翌13年には久保がDeNAへ移籍した際に、正捕手の鶴岡を指名した。高宮は貴重な中継ぎ左腕として、ベテランの鶴岡も即戦力として虎で活躍。14年には初のCS突破、日本シリーズ進出に大きく貢献した。

今後、人的補償を求める場合、DeNAが大和を支配下選手として登録公示してから2週間以内に28人のプロテクト名簿を受け取り、登録公示から40日以内に決定することになる。大和流出は痛いが、阪神のフロント陣は立ち止まってはいられない。補強ポイントを埋めるチャンスが到来した。まずはピチピチの投手・・・。お宝ものを探し当てる。



下は2005高校ドラフトで阪神が指名した選手です。前田大和は4巡目指名され入団。プロでの成績はこちら

阪神の2005高校ドラフト指名選手
1巡目 鶴 直人 近大付高 投手
2巡目 指名権なし
3巡目 若竹 竜士 育英高 投手
4巡目 前田 大和 樟南高 内野手
プロ入り後の成績


draftkaigi at 07:06│ │FA 
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