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あのドラフト選手は今、辻内崇伸(ドラフト1巡目)

2017年11月30日

週刊ポスト 12月8日号より

2005巨人(高校)ドラフト1巡目 辻内崇伸
大阪桐蔭高・投手・18歳

野球への未練を断ち切れない戦力外選手が、一縷の望みを抱いて挑むのが、12球団合同トライアウトだ。今年は51人が参加したが、新天地が見つかるのは例年、数人である。野球にしがみつこうと幾度もトライアウトを受験する選手がいる一方で、すっぱりと現役に見切りを付け、社会に出る者がいる。その一人が甲子園の元スターで巨人のドラ1という金看板を背負った辻内崇伸(2005巨人1巡目)だ。

「ずっと男の世界で生きてきた自分が、いきなり女子の世界に飛び込んで戸惑うことばかりでした。それこそ、名前を呼ぶ時に、どう呼んだらいいのかなって。今では苗字を呼び捨てにしていますけど最初は判断がつかなかった。トレーニングを課すにもどこまで追い込んだらいいのか・・・」

2013年に戦力外通告を受けた辻内は、トライアウトを受験することなく女子プロ野球を運営するわかさ生活に就職。現在は埼玉アストライアのヘッドコーチを務め、11月5日には女子野球ジャパンカップを制した。

「女子プロ野球事業部に配属され、午前中はコーチ業、午後は球団事務所でデスクワークをしたり、オフィシャルスポンサーをお願いしに回ったりしています。女子プロ野球の発展のための仕事です。年々、レベルが上がってきていて、リーグ自体が成長しているという実感がありますね」

大阪桐蔭の左腕エースとして甲子園を沸かせ、2005年のドラフトで巨人に1位指名を受けて入団。しかし、ルーキーイヤーから左肩の痛みに悩まされ、最初に「15」だった背番号は「39」、「98」と、大きな数字に変わっていった。

「戦力外」という悪魔の宣告を受けるプロ野球選手は、事前にある程度は覚悟しているものだ。一度も一軍登板がないまま8シーズンを過ごし、2013年のオフに球団に呼ばれた時には、妻に“戦力外通告を受けるかもしれない”と言って家を出た。

「肩やヒジの痛みが続き、治って投げ始めたと思えば、再発して痛みを1年半ぐらい抱えるということの繰り返し。痛みさえなければ、もっと投げられるのに・・・痛みさえなければアピールできるのに・・・。そういう思いを抱えているうち現役生活の“諦め”につながっていった。未練? ありません」

古巣・巨人の本拠地である東京ドームを、女子のプロ野球で満員にするのが、現在の辻内の夢である。



下は2005高校ドラフトで巨人が指名した選手です。1巡目指名・辻内崇伸のプロでの成績はこちら

巨人の2005高校ドラフト指名選手
1巡目辻内 崇伸大阪桐蔭高投手
2巡目指名権なし
3巡目加登脇 卓真北照高投手
4巡目福井 優也済美高投手
プロ入り後の成績


draftkaigi at 07:00│ あのドラフト選手は今・・・ 
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