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ドラフト勝ち組の広島、スカウティングの秘密

2017年12月05日

12/5、サンケイスポーツ6面「週刊カープ」より 

2003広島ドラフト4巡目 尾形佳紀
ホンダ・内野手

オフ恒例の特別企画サンスポデイリースペシャル「週刊カープ」の第5弾は、関東地区を担当する尾形佳紀スカウト(2003広島4巡目)を直撃!。2013年ドラフト2位、いまや日本を代表するスラッガーとなった鈴木誠也外野手の獲得秘話など、発掘に定評のあるカープのスカウティングに迫った。

広島・尾形スカウトの根底にあるのは、苑田スカウト統括部長の教えだ。「周りに惑わされてはいけない、自分の足を運んで、自分の目でしっかり確かめるように。惚れた選手はずっと行けよ、と教わりました。(そうすれば)会議のときにオーナーや監督に自信を持ってプレゼンができるわけですから。この言葉が今のスカウト人生のもととなっています」

だからこそ、「試合もそうですけど、練習の態度だったり、性格も見ます。そのために監督さんやコーチの方から情報収集をしたりしています」という。

他球団では、1人の選手に対して何人もスカウトが見て、クロスチェックをしたりするが、「カープでは、その地区を任されたら基本的にその地区の選手しか見ません」と尾形スカウト。「だから、自分がしっかりプレゼンをしないと、その選手はカープでは日の目を見なくなる。自分がどれだけ選手を発見できるか。責任が大きい分、やりがいはありますね」と話した。

尾形スカウトは、今季の遊撃手ベストナイン、田中広輔(2013広島3位)も東海大時代から追っていた。野手の中では最上位候補だったが、同年のカープは投手狙い。「外れ1位でいなくなるだろう」とみていたが・・・。どの球団も上位で指名しない。

松田オーナーが「もしかしたら、けがをしているんじゃないか」と不思議がり、JR東日本のコーチに電話。「けがはしていない」と確認し、急きょ指名したという。「最上位をこの順位でとれたので、良かったです」と振り返った。



下は2003ドラフトで広島が指名した選手です。現スカウトの尾形佳紀は4巡目指名され入団。プロでの成績はこちら

広島の2003ドラフト指名選手
自由枠(行使せず)
自由枠(行使せず)
1巡目白浜 裕太広陵高捕手
2巡目(指名権なし)
3巡目比嘉 寿光早稲田大内野手
4巡目尾形 佳紀ホンダ内野手
5巡目仁部 智TDK投手
プロ入り後の成績


draftkaigi at 07:39│ │広島 
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