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川端崇義(オリックス戦力外)、育成コーチに転身

2017年12月06日

12/6、スポーツニッポン4面「ユニホームを脱いだ男たち」より 

2011オリックスドラフト8位 川端崇義
JR東日本・外野手・26歳

11月26日、京セラドームでのファン感謝イベント。6年間着用した背番号46のユニホーム姿で仲間から胴上げされた川端(2011オリックス8位)は、顔をくしゃくしゃにして照れた。現役に未練はあったが、チームに貢献できないことで、自身の引き際を悟った。「今季ダメだったら、もうダメだろうなという思いで必死に練習してきた。今年は一層その気持ちが強かったです」

26歳の時にドラフト指名されプロ入り。即戦力として1年目に開幕1軍をつかむと125試合に出場し114安打を放った。5月19日、ヤクルト戦で延長11回2死満塁から走者一掃の決勝二塁打を放つと、同22日の阪神戦ではメッセンジャーから決勝本塁打。勝負強さも示した。

展望が開いたはずだった2年目に暗転した。短期間で2度の頭部死球を受けた影響で打撃不振に陥った。13年4月29日の日本ハム戦では中村のカット系が、5月9日のソフトバンク戦ではファルケンボーグの直球が、ともに直撃。小学3年で野球を始めて以降、初の経験で野球が危険と隣り合わせだと実感した。

この年は74試合出場にとどまり、以降も徐々に出場機会が減っていった。「自分では何とも思っていなかった。打撃不振の理由を頭部死球のせいにしたくなかった。でも、周囲から打席で逃げているぞ、と。野球って怖いですよね」

試行錯誤の6年で特にバットは何度も替えた。1年目は890グラムの細めを使用したが、2年目以降はパワー投手に対抗するため910グラムを使ったが、逆に持ち味のコンパクトな打撃が薄れた。今季は1年目の形状に戻すなど最後まで模索した。

真面目な人柄で周囲も認める練習の虫だが、その練習量が皮肉にも自身を追い込んだ。8月に右ふくらはぎから腰にかけ広範囲で鈍痛を感じ最後まで痛みは引かなかった。

球団から育成コーチ就任を打診された際、相談したJR東日本・堀井哲也監督からは「今まで以上に勉強しないといけない」と指導者の難しさを教えられた。大阪・舞洲の2軍施設では連日、日暮れまで若手に寄り添う。「選手には様々なタイプがいて、選手に合った内容を伝えることが大事。僕自身が、たくさん勉強しないと」。恩師の言葉を肝に銘じ、真摯に向き合う真面目な姿勢は変わらない。



下は2011ドラフトでオリックスが指名した選手です。川端崇義は8位指名され入団。プロでの成績はこちら

オリックスの2011ドラフト指名選手
×高橋 周平  
1位安達 了一東芝内野手
2位縞田 拓弥JR東日本内野手
3位佐藤 達也ホンダ投手
4位海田 智行日本生命投手
5位庄司 龍二ジェイプロジェクト捕手
6位堤 裕貴佐賀龍谷高内野手
7位小島 脩平住友金属鹿島内野手
8位川端 崇義JR東日本外野手
プロ入り後の成績


draftkaigi at 07:04│ 戦力外通告 
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