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日ハムドラ1・清宮幸太郎、三塁や外野も挑戦へ

2017年12月08日

12/8、サンケイスポーツ3面より

2017日本ハムドラフト1位 清宮幸太郎
早稲田実・一塁手・動画

日本ハム・栗山英樹監督が7日、北海道・仁木町の銀山小学校などを訪問し、ドラフト1位・清宮幸太郎内野手(動画)について、高校時代の一塁にこだわらず三塁、外野にも挑戦させると示唆。「メジャーで本塁打王」という将来の夢を抱く怪物スラッガーを、米大リーグ挑戦を表明した大谷翔平投手と同様のプランで育成する。

一面に銀世界が広がり、氷点下まで気温が下がった北海道・仁木町。毎年オフの恒例行事となっている仁木神社での優勝祈願を終え、栗山監督の言葉には熱がこもった。清宮をホットコーナーと呼ばれる花形ポジションの「三塁」に挑戦させる可能性を口にした。

「外野もできると本人もいっているし、それは(早実高の)和泉監督とも同級生だから話している。外野もできるし、サードもできるといっている。もちろん(可能性を)探ります」

早実高時代は主に一塁手だった清宮だが、2年春には中堅手として公式戦に出場。三塁手の経験はないが、11月16日の仮契約の際の会見で「どこでも、やれればやりたい」と話すなど守備から打撃のリズムを作るタイプと自覚している。

大胆なコンバート案は、大谷流の育成プランでもある。投打二刀流として球界を代表する選手に成長した大谷は、入団1年目の春季キャンプで遊撃手に挑戦。花巻東高時代は未経験のポジションを守らせたのは、将来のために幅を広げてあげたいという指揮官の狙いがあった。チーム事情もあり、開幕以降は外野手としての出場となったが、貴重な経験となっている。

清宮が1軍でレギュラーに定着するためには、一塁は主将で主砲の中田、三塁はレアード、外野やDHは近藤、新外国人らと激しい定位置争いが必至。だが、守るポジジョンが増えるのはプラスになる。

「日本の宝の素材であるのは間違いない。清宮幸太郎が成長する、その選手のために一番いい方法を見つけたい。いろいろなことを考えて、布石を打っていく」と指揮官。北海道から世界へ。大谷流のノウハウで、金の卵を育てる。 



下は2017ドラフトで日ハムが指名した選手です。1位指名・清宮君のスカウト評はこちら

日本ハムの2017ドラフト指名選手
1位清宮 幸太郎早稲田実高内野手
2位西村 天裕NTT東日本投手
3位田中 瑛斗柳ヶ浦高投手
4位難波 侑平創志学園高投手
5位北浦 竜次白鴎大足利高投手
6位鈴木 遼太郎東北学院大投手
7位宮台 康平東京大投手


draftkaigi at 07:00│ │日本ハム 
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