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高宮和也(阪神戦力外)、第二の人生はスポーツ店勤務

2017年12月09日

12/9、スポーツニッポン3面「ユニホームを脱いだ男たち」より

2005横浜(大社)ドラフト希望枠 高宮和也
ホンダ鈴鹿・投手・24歳

掛布2軍監督のラストマッチとして甲子園で行われた9月28日のウエスタン・リーグ、広島戦の9回。高宮(2005横浜希望枠)は志願してマウンドに上がった。「引退とかは決めていなかったけど、阪神では最後の試合になると分かっていた。親父は阪神で投げている姿を見るのが一番うれしかったやろうし。前日に掛布さん、投手コーチにお願いした」

ネット裏には父・郁さんの姿があった。少年野球ではコーチを務め、イロハを教わった。高校卒業の際、野球をやめ、マスコミ系の専門学校へ進学しようとした時も「続けろ」とプロへと続く道を示してくれた。

「親父も俺も阪神ファンで、タテジマを着ることが本当に夢やった。2軍やったけど、最後にしっかり投げているところをみせたかったから」。最後の1イニングを無安打無失点で締めくくった。自らの野球人生に寄り添ってくれた父ヘの感謝を白球に込めた。

その4日後の10月2日、球団から戦力外通告を受けた。現役引退を表明していた先輩の安藤から「おまえは左だから、他球団でもまだできるよ」と現役続行へ背中を押されたが、決心はついていた。「例年、夏場に球威が上がってくるんやけど、今年はそれもなかった。まだできる悔しさもあるけど、やるからには1年間、フル回転する自信がないと。その自信は俺に、もうなかったから」

横浜(現DeNA)、オリックスと渡り歩いて12年。節目を迎え、思い返すのは、やはり憧れのタテジマで輝きを放った14年のCSファイナルステージだ。巨人の主砲・阿部を初戦からの3連投で3打数無安打、2奪三振に抑え込んだ。日本シリーズ進出に貢献した。

「あの緊張感は今でも覚えている。初戦にマウンドに上がる時に足が震えた。プロ初登板より緊張したな」。
今後は地元・大阪のスポーツ店に勤務し、プロ野球選手としての経験を生かし、野球教室なども行っていく。

親しみやすい性格で阪神では、若手の信頼も厚かった。「やっぱり島本とか守屋とか、鳴尾浜で一緒にやっていた選手には頑張ってほしいよな。それを見ていくのが、また楽しみ、甲子園にあいつらの投げているところを見に行くわ」。ユニホームを脱いでも聖地に足を運び、一緒に汗を流した選手の成長を見守っていく。



下は2005大学・社会人ドラフトで横浜(現DeNA)が指名した選手です。希望枠入団の高宮和也のプロでの成績はこちら

横浜の2005大・社ドラフト指名選手
希望枠 高宮 和也 ホンダ鈴鹿 投手
1巡目 指名権なし
2巡目 指名権なし
3巡目 内藤 雄太 八戸大 外野手
4巡目 三橋 直樹 日産自動車 投手
プロ入り後の成績


draftkaigi at 07:02│ 戦力外通告 
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