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上本達之(西武戦力外)、第二の人生は縁の下の力持ち

2017年12月10日

12/10、スポーツニッポン4面「ユニホームを脱いだ男たち」より

2002西武ドラフト6巡目 上本達之
協和発酵・捕手

11月23日に開催された西武のファン感謝イベント。上本(2002西武6巡目)ブルペン捕手としてオーストラリアのウインターリーグに派遣されたため、不参加だった。ビデオメッセージで登場。

「今、カンガルーとコアラと遊んでいます。あとプラス、森友哉、中崎・・・じゃない、中塚、(高橋)光ちゃん。若手諸君、僕を優勝旅行に連れていってください」。「若い子に負けないように。特に栗山、中村、炭谷。ちゃんとやるように」。観衆から笑いと大きな拍手が起こった。

プロ15年間、本職の捕手で一度も定位置を獲れなかったが、09~11年に3年連続でサヨナラ打と勝負強かった。後輩にもいじられる明るいキャラクター。ファンにも愛された。今季は11試合出場のみでオフに構想外を通告された。「若い選手も出てきた。自分の中で正直よく頑張ったと思う」と引退を決断した。

大きな財産と振り返ったのが西口の専属捕手で起用された11年。先発マスクでバッテリーを組んだ西口の登板試合は7勝1敗だった。「当時会話を交わしたことがほとんどない。電話番号も知らなかったし。毎回、初球どうしますか?だけ。アウトローの直球がありえない角度できていた。僕は何もしていない」と笑う。

会話はなくても18.44メートルの距離で大投手の球を受け続けた経験は何物にも代え難い。「よく首を振られたけど、勝負球をうまく使ったら他の球種も気持ちよく投げてくれる。凄く勉強になった」と振り返る。

球団から打診されたブルペン捕手のポスト。選手からの人望が厚く、首脳陣とのパイプ役でこれ以上ない人材だ。「今井(達也)は故障を乗り越えれば凄い投手になる」と太鼓判を押す。一方で気にかけるのが、2軍でも登板機会が少ない投手たちだ。「好きで始めた野球なのにストライクも入らなくて苦しそうなんです」とつぶやき、続けた。

「言い方は悪いけど、こいつ、厳しいんじゃないか、っていうやつが1軍で活躍してほしい。しょぼい僕がプロで15年もできた。君たちはもっとできるんだよって。少しでも手助けができれば」。言葉に熱がこもる。第二の人生は縁の下の力持ちでチームを支える。



下は2002ドラフトで西武が指名した選手です。上本達之は6巡目指名入団。プロでの成績はこちら

西武の2002ドラフト指名選手
自由枠後藤 武敏法政大内野手
自由枠長田 秀一郎慶応大投手
1巡目(指名権なし)
2巡目(指名権なし)
3巡目(指名権なし)
4巡目小野寺 力常磐大投手
5巡目春日 伸介田辺高捕手
6巡目上本 達之協和発酵捕手
プロ入り後の成績


draftkaigi at 07:00│ 戦力外通告 
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