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元・中日のエースが死亡事故、自転車の男性はねる

2017年12月14日

12/14、サンケイスポーツ6面より

1977中日ドラフト2位 小松辰雄
星稜高・投手・18歳

名古屋市東区赤塚町の交差点で12日午後10時ごろ、元中日投手で飲食店経営、小松辰雄さん(1977中日2位)が運転する乗用車が、横断していた自転車の男性と衝突した。男性は病院に搬送されたが、約10時間後の13日朝、急性硬膜下血腫で死亡した。

愛知県警東署によると、現場は信号機と横断歩道のある交差点。小松さんは交差点を直進しようとしたところ、左から来た自転車と衝突したという。男性は30代ぐらいとみられ、同署は身元の確認を急いでいる。小松さんは仕事からの帰宅途中で、同乗者はいなかった。同署が小松さんから事情を聴くなどし、詳しい事故の状況を調べている。

小松さんは1978年、ドラフト2位で石川・星稜高から中日に入団。テレビ中継で球速のスピードガン表示が始まった79年、プロ2年目で抑えを任され、6勝16セーブをマーク。150キロを超える速球で三振を奪う投球が人気を集め、『スピードガンの申し子』と呼ばれた。

81年に先発に転向し、最多勝に2度輝くなど中日のエースとして活躍し、通算122勝を挙げた。入団時は三振をイメージする背番号「34」だったが、84年からは星野仙一氏が現役引退後は空き番になっていた球団のエースナンバー「20」を背負った。

94年に現役を引退、97年で中日の投手コーチを退いたあとは、野球評論家として活動するかたわら、名古屋市内で能登料理店を経営。事故当時は店での仕事の帰りだったという。



下は1977ドラフトで中日が指名した選手です。小松辰雄は2位指名され入団。プロでの成績こちら

中日の1977ドラフト指名選手
1位藤沢 公也日鉱佐賀関投手
2位小松 辰雄星稜高投手
3位石井 昭男東海大外野手
4位中林 伸人日大高投手
5位秋田 秀幸中央大内野手
6位児玉 克雅新日鉄光投手
プロ入り後の成績


draftkaigi at 07:08│ │ドラフト犯罪・逮捕 
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