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小園海斗(報徳学園)、阪神スカウトが追う!

2017年12月19日

12/19、デイリースポーツ7面「虎が追う」より

小園 海斗 (報徳学園高・遊撃手)
177cm・右投左打・動画

今年は野球人生を左右する大きな1年だった。「人生の中で一番いい経験をさせてもらった。今までで一番成長できたと思う」。小園(動画)は夢だったプロ入りが、現実的なものとして描けるようになった。

センバツでは1番打者として4試合で9安打を放ち、打率.500を記録して4強進出に貢献。多治見との1回戦では右翼席へ本塁打も放った。「絶対に負けたくないという気持ちが今までで一番強かった。そういう意味でも甲子園は成長させてくれると思った」。夏の兵庫大会は準決勝で敗れ甲子園出場は逃したが、投手への声掛けなど、春までにはなかった姿が目立った。

9月は高校日本代表としてU-18W杯に出場した。2年生で日本代表に選出されたのは藤原(大阪桐蔭)と2人だけだったが、ドラフト上位候補がそろう中、遊撃で全9試合に先発。日本ハムのドラフト1位・清宮(早実)、ロッテの同1位・安田(履正社)、広島の同1位・中村(広陵)を差し置いて、チームトップの14安打を放ち、3位に貢献した。

普段は使用しない木製バットでプレーして、大会中に折ったのは1本だけ。他の選手が外国人の動く球に苦しむ中、バットコントロールは際立っていた。また、トップレベルの選手と過ごしたことで多くのものを得た。清宮が全員での素振り後にウエートトレーニングに取り組む姿や、ソフトバンク同3位・増田(横浜)がチームを盛り上げるため必死に声を出す姿に心を動かされた。

「あのメンバーの中から9人もドラフトで指名されている。そういう選手と一緒にできたことは大きかった。プロ入りする選手に負けないように、追いついて、追い抜く気持ちでやっている」

すでに全国屈指の遊撃手とあって、阪神の担当・熊野スカウトの注目度は高い。「走攻守、全てで平均より上。中でも打撃が長けている。直球でも変化球でもタイミングを取れる。1打席目に凡退しても、2打席目以降はしっかり対応する。簡単にできないし、天性のものがある」と評価する。

ただ、高いレベルの選手だからこそ要求も高い。「足は十分速くて魅力的だけど、ここには注文がある。走者がいない時に出塁したら、積極的に仕掛けてほしい。守備も悪くはないし、足もアピールできれば当然、来年のドラフトでは上位候補になるでしょう」と一層の成長を期待する。

小園も課題は把握しており、盗塁技術向上に取り組んでいる。「今年は走塁を見せつけられなかった。特に盗塁。僕が出て走ればもっと勝てると思う。来年はレベルアップした姿を見せたい」と50メートル5秒8の俊足でもアピールを誓った。

秋季兵庫大会は3回戦で敗退し、来春センバツ出場は絶望的。今オフは気持ちを切り替えて、高校最後の夏と、次のステップへ向けて、体作りにも励んでいる。すでに体重はシーズン中よりも4キロ増えて77キロとなった。パワーアップの成果は打撃にも表れており、U-18W杯後に7本塁打を放った。「最後の夏は絶対に甲子園に行く」。高校ラストイヤー。小園は進化した姿を見せ、プロ入りへの道を切り開く。



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draftkaigi at 10:01│ 阪神 
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