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中日、屈辱のFA人的補償なしに「恥ずかしいこと」

2018年01月16日

1/16、東京スポーツ4面より

2008日本ハムドラフト1位 大野奨太
東洋大・捕手・21歳

中日は14日、日本ハムからFA宣言して加入した大野奨太捕手(2008日ハム1位)について、日本ハムから「選手による補償を求めない」と通知されたことを発表した。野球協約並びにFA規約第10条に従い、日本ハムに金銭のみの補償を実施することが決定。人的補償による選手流出を回避することができた西山球団代表は「こちらとしてはありがたい選択をしていただいたと思う」と安堵の表情を浮かべた。

ところが、球団内ではこの結果に「喜ぶべきではない」との声も出ている。大野奨の旧年俸は推定5100万円でBランクとみられ、60%の3060万円を日本ハムに支払うことになるが、人的補償を求められた場合でも中日が設定した28人のプロテクトリスト外の選手1人と旧年俸の40%(2040万円)を補償する必要があった。

それだけにチーム関係者は「日本ハムにとっては圧倒的に人的補償のほうが条件がいいのに、結局、1000万円ちょっとしか上積みのない金銭を選んだ。極端に言えば、ウチのプロテクト外だった選手は日本ハムから1000万円分の戦力としてさえ、見られなかったということ。むしろ恥ずかしいと思うべきでしょ」と語気を強める。

今オフは巨人にFA移籍した野上の人的補償として高木勇が西武に移籍したこともあり、別の関係者は「高木の時は『まさかそんな選手が残っていた』なんて騒がれたけど、ウチは寂しいね・・・」とポツリ。プロテクト外の選手が誰だったのかは公になることはないが、今季の中日ナインは悔しさを持ち、こうした声を何としてもシャットアウトするようなプレーを見せたいところだ。



下は2008ドラフトで日ハムが指名した選手です。1位指名・大野奨太のプロ入り後の成績はこちら

日本ハムの2008ドラフト指名選手
1位 大野 奨太 東洋大 捕手
2位 榊原 諒 関西国際大 投手
3位 矢貫 俊之 三菱ふそう川崎 投手
4位 土屋 健二 横浜高 投手
5位 中島 卓也 福岡工高 内野手
6位 杉谷 拳士 帝京高 内野手
7位 谷元 圭介 バイタルネット 投手
プロ入り後の成績


draftkaigi at 07:01│ │FA 
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