センバツ注目、右本格派の細川拓哉(明秀学園日立)
2018年01月25日
1/25、サンケイスポーツ4面「センバツ注目株」より
第2回は、昨秋の関東大会決勝で中央学院(千葉)に敗れたものの準優勝した明秀学園日立(茨城)だ。同校OBでDeNA・細川成也外野手の弟、細川拓哉投手(動画)がエースとしてチームを引っ張る。学校創立94年目、野球部創部23年目で初めてとなる夢舞台への吉報を、心待ちにしている。
今年の全国高校選手権でベスト8入りしたサッカー部の練習が終わったグラウンド。細川は心地よさそうに汗を流していた。「走り込んで、次にフォーム固め。真っすぐでの間の取り方を覚えて、落ちる変化球の精度を高めたい。勝負は一瞬で決まることがある。まだまだ練習することばかりです」
1メートル77、80キロで直球の最速が144キロの右腕エース。かつて同校のエースで、プロで野手に転向した兄・成也とは対照的に、高校入学後に投手を始めた弟は、どん欲さが表に出てきている。
2012年9月から指揮を執る金沢成奉監督は青森・光星学院(現八戸学院光星)時代に坂本勇(巨人)らを育て同校を8度、甲子園に導いた。中学時代に陸上の400メートル走で茨城県で優勝するなど、才能あふれる細川に多くの課題を与えている。
「(センバツでは)もちろんフルスイングの攻撃力を前面に出していきたいが、甲子園で勝つためには、1点をどう防ぐか。細川はスタミナ十分。あとは球の切れ」と金沢監督。自身9度目の甲子園の土を、茨城代表として踏む指揮官が腕をぶす。
細川君のピッチング動画はこちら
細川 拓哉 (明秀学園日立高・投手) 175cm・右投右打・動画 |
第2回は、昨秋の関東大会決勝で中央学院(千葉)に敗れたものの準優勝した明秀学園日立(茨城)だ。同校OBでDeNA・細川成也外野手の弟、細川拓哉投手(動画)がエースとしてチームを引っ張る。学校創立94年目、野球部創部23年目で初めてとなる夢舞台への吉報を、心待ちにしている。
今年の全国高校選手権でベスト8入りしたサッカー部の練習が終わったグラウンド。細川は心地よさそうに汗を流していた。「走り込んで、次にフォーム固め。真っすぐでの間の取り方を覚えて、落ちる変化球の精度を高めたい。勝負は一瞬で決まることがある。まだまだ練習することばかりです」
1メートル77、80キロで直球の最速が144キロの右腕エース。かつて同校のエースで、プロで野手に転向した兄・成也とは対照的に、高校入学後に投手を始めた弟は、どん欲さが表に出てきている。
2012年9月から指揮を執る金沢成奉監督は青森・光星学院(現八戸学院光星)時代に坂本勇(巨人)らを育て同校を8度、甲子園に導いた。中学時代に陸上の400メートル走で茨城県で優勝するなど、才能あふれる細川に多くの課題を与えている。
「(センバツでは)もちろんフルスイングの攻撃力を前面に出していきたいが、甲子園で勝つためには、1点をどう防ぐか。細川はスタミナ十分。あとは球の切れ」と金沢監督。自身9度目の甲子園の土を、茨城代表として踏む指揮官が腕をぶす。
細川君のピッチング動画はこちら
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