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日ハム、人的補償で岩瀬(中日)指名の真相

2018年02月01日

週刊アサヒ芸能 2月8日号より

1998中日ドラフト2位 岩瀬仁紀
NTT東海・投手・24歳

去る1月16日、東京スポーツのスクープで球界に激震が走った。日本ハムから中日へFA移籍した大野奨太の人的補償で指名された岩瀬仁紀(1998中日2位)が、プロテクト外選手にもかかわらず「人的補償になるなら引退する」と完全拒否。結果、騒動の拡大を避けるべく、日本ハムが金銭補償のみの決着を選択したというのだ。

紛糾の背景を整理していけば、そもそも日本ハムは、球界最高齢投手の岩瀬に本気で触手が動いたのだろか。

「ここ数年の課題は宮西尚生以外に左のリリーフを固定できなかったことなんです。しかも今オフ、やはりFAで守護神の増井浩俊を失っている。相手打者の左右に関係なくフォークで空振りが取れる増井がいれば9回を任せられましたが、今後は1点リードの終盤、左の好打者にワンポイントで宮西をぶつけたら、その後ろに不安が残る。いまだ守護神未確定の状況ですから、百戦錬磨の岩瀬はまさに補強ポイントと合致します」(パ・リーグ関係者)

今季から投手コーチを兼任し、選手としても晩年を迎えている岩瀬を「まさか指名しないだろう」という、中日フロントの油断が招いた事態と言える。しかも、問題勃発に至る火種も、そもそも中日が起こしたものだというのだ。

「昨シーズン中、日本ハムが金銭トレードで谷元圭介を中日に放出した際、同様にオフのFA行使が控えていた大野とのW移籍も打診していたといいます。ところが、それは中日が断っていたんです」(日本ハム関係者)

にもかかわらずシーズン終了後、中日は大野の獲得に動き出し、その結果、岩瀬問題が表面化した。

「移籍後に発生する、昨季の残り年俸の支払いをケチったんでしょうか・・・。ともあれ中日、日本ハムの両球団から公式に否定のコメントは出されず、報道内容は事実と見て間違いない」(前出・パ関係者)

ルール通りに動いており、落ち度のない日本ハムが貧乏くじを引いた形である。

「とはいえ、菅野智之や大谷翔平らをドラフトで強行指名し、波紋を広げてきた球団です。本当に岩瀬引退となれば、とばっちりで悪役になっていたはず。中日のレジェンドを引き抜いたなどとファンから総攻撃されるのを嫌い、大人の対応を選択したのでしょう。日本ハムが問題にしない以上、NPBも動けない。この件はこのまま闇に葬られるでしょう。一方で、事実を知った岩瀬のモチベーションも気になりますね。大野とバッテリーを組む際もどうなることやら・・・」(前出・パ関係者)



下は1998ドラフトで中日が指名した選手です。岩瀬仁紀は2位指名入団。プロでの成績はこちら

中日の1998ドラフト指名選手
1位福留 孝介日本生命内野手
2位岩瀬 仁紀NTT東海投手
3位小笠原 孝明治大投手
4位蔵本 英智名城大外野手
5位川添 将大享栄高投手
6位矢口 哲朗大宮東高投手
7位新井 峰秀高麗大中退外野手
プロ入り後の成績


draftkaigi at 11:30│ FA 
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