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新スター候補、才木浩人(阪神・高卒2年目)

2018年02月11日

2/11、スポーツニッポン2面「NEWスター候補生」より

2016阪神ドラフト3位 才木浩人
須磨翔風高・投手・18歳

V奪還を目指す阪神にとって今、急激に評価を上げているのが高卒2年目の才木(2016阪神3位)だ。1メートル89の長身から繰り出す最速153キロの速球が武器。金本監督は度々、期待の戦力に才木の名を挙げており、今春も1軍キャンプに抜てきされた。しかし、周囲の声をよそに、才木本人は「自信はまだないです」と言う。

「周りの方は真っすぐが良いとか言ってくださいますけど、まだまだ抑えられるボールではない。現時点で1軍で投げて、何勝もできる、とかは考えられない」

昨季は10月5日の中日戦で1軍デビューし、2試合計2回2/3を投げて経験を積んだ。「ローテ候補」との声が耳に入ってくるが、キャンプでは力の差を痛感している。7日の紅白戦。西岡と対峙した2回2死一塁だった。1ストライクから、緩いカーブを選択。「タイミングを外したと思った」と手応えを感じた1球を、完璧に捉えられて右翼席へと運ばれた。

「やっぱり全然違います。反応とか、スイングスピードも。西岡さんのように1軍の選手は(タイミングを)外したと思っても完璧に打たれる」

そんな打者がズラリと並ぶのが1軍だ。抑え込み、白星をつかむための強化ポイントが制球力。「真っすぐも変化球も、決めたいと思った球が完全に決まっていない」。ボール1個分甘く入れば、試合が決まることもある。勝てる投手になるために、何が必要なのか。平均台に乗ってのネットスローなど、バランスを求めた練習に取り組んでいる。

「最後、1軍登録のまま終わりたい」。無限大の可能性を秘める長身右腕はぶれることなく、南国の地で努力を積み重ねる。



下は2016ドラフトで阪神が指名した選手です。3位指名・才木浩人のスカウト評はこちら


阪神の2016ドラフト指名選手
1位 大山 悠輔 白鴎大 内野手
2位 小野 泰己 富士大 投手
3位 才木 浩人 須磨翔風高 投手
4位 浜地 真澄 福岡大大濠高 投手
5位 糸原 健斗 JX-ENEOS 内野手
6位 福永 春吾 四国IL徳島 投手
7位 長坂 拳弥 東北福祉大 捕手
8位 藤谷 洸介 パナソニック 投手
プロ入り後の成績


draftkaigi at 07:06│ │阪神 
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