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日ハムドラ1・清宮、故障でも2軍落ちしない理由

2018年02月20日

2/20、日刊ゲンダイ24面より

2017日本ハムドラフト1位 清宮幸太郎
早稲田実・一塁手・動画

いまだ右手親指のケガに配慮した練習を続けているのが、日本ハムのルーキー・清宮幸太郎(動画)だ。18日は、室内練習場でアップをこなすと、前日の17日に続いてトスバッティングを行った。約10メートルの距離から城石打撃コーチが上手で投げるボールを打つこと約15分。

その後、ボールを使った体幹トレーニングをこなし、練習試合に出場するため阪神のキャンプ地である宜野座に向かった。試合に出たといっても八回裏から一塁守備に就いただけ。牽制球を捕球した以外の守備機会はなかった。

1月に右手親指を負傷した清宮は現在、実戦で打席に立つことを許されていない。もっぱら一塁守備のみという変則出場が続いている。しかし、これで一軍に帯同させている意味があるのだろうか。この日も八回まではベンチを温めていただけだ。日本ハムは23日の打ち上げまで対外試合が続く。二軍でみっちり鍛えるのが本人のためではないのか。

ある球団OBは「清宮を一軍に帯同させているのはフロントと首脳陣の意向と聞きました」と、こう続ける。

「理由は2つ。まず、モチベーションの問題です。せっかく米国のアリゾナキャンプに帯同させ、本人も一軍での公式戦デビューに向けてやる気になっている。ここで二軍に落とせば、清宮の気持ちに水を差しかねない。もう1つは守備練習に関してです。清宮はいま、現役時代に守備の名手だった金子内野守備走塁コーチから守りの基礎をたたき込まれている。それを継続して、いまのうちに守備の不安を少しでも減らそうという意図でしょう。フロントや一軍の首脳陣にしてみれば、手元に置くことで右手親指も含めた状態も管理しやすいですからね」

さて、当の清宮は打撃に関して、「スイングの数も強度も増えてきた。いまは8割の力で打っている。焦らずにやっていきたい」と手ごたえを口にしたものの、守備は試合前のシートノックでポロポロやるシーンも。金子コーチのマンツーマン指導は当分、続きそうだ。




下は2017ドラフトで日ハムが指名した選手です。1位指名・清宮君のスカウト評はこちら

日本ハムの2017ドラフト指名選手
1位清宮 幸太郎早稲田実高内野手
2位西村 天裕NTT東日本投手
3位田中 瑛斗柳ヶ浦高投手
4位難波 侑平創志学園高投手
5位北浦 竜次白鴎大足利高投手
6位鈴木 遼太郎東北学院大投手
7位宮台 康平東京大投手


draftkaigi at 07:02│ │日本ハム 
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