ヤクルトのドラフト育成、「うちは高校生に注力」
2018年03月01日
スポーツ報知websiteより (source)
最下位からの巻き返しを期すヤクルトで、小川SDの監督復帰に伴い、編成部門のトップを担うのは伊東昭光編成部長(1985ヤクルト1位)だ。今季から新たにアマ野球や外国人もチェック。88年に最多勝を獲得するなど、通算87勝右腕は「ドラフトでとった選手は球団の宝」と不変の育成方針について語った。
昨季は球団ワーストの96敗。編成として、この成績をどう受け止めているのか。
「主力にけが人が多かった。(故障者が)出てしまったのはしようがないんだけど、復帰まで長くかかってしまい、そこをカバーする戦力が薄かったのでああいう成績になってしまった。主力に代わる戦力を整えられず、チームに対して申し訳なかったです」
オフに小川監督が4シーズンぶりに復帰し、宮本ヘッドコーチが就任した。昨秋から猛練習を課すなど、チームは若手の育成にかじを切り、生まれ変わりつつある。補強でも実績ある選手に頼らず、若い選手を粘り強く育てる球団の意思は強い。
「ドラフトで有望な選手をとって育てるのは前からの球団の方針ですが、数年前まではチームが優勝するために即戦力に重点がいきすぎていた。それで、2、3年前から有望な高校生を1人、2人でなく、3人、4人とって育てて、数年後にチームの主力としてやってもらおうと。広岡や渡辺、ピッチャーで高橋、ジュリアスもそうだし、去年で言ったら寺島、梅野、古賀。今年は2人(村上、金久保)だけれども、高校生をいかにレギュラーにするか。その中でその年の目玉選手が社会人、大学生にいたらそれも踏まえる。バランスよく、うちは高校生に力を入れていく」
(以下略)
下は1985ドラフトでヤクルトが指名した選手です。伊東昭光(編成部長)は1位指名入団。プロでの成績はこちら
1985ヤクルトドラフト1位 伊東昭光 本田技研・投手・22歳 |
最下位からの巻き返しを期すヤクルトで、小川SDの監督復帰に伴い、編成部門のトップを担うのは伊東昭光編成部長(1985ヤクルト1位)だ。今季から新たにアマ野球や外国人もチェック。88年に最多勝を獲得するなど、通算87勝右腕は「ドラフトでとった選手は球団の宝」と不変の育成方針について語った。
昨季は球団ワーストの96敗。編成として、この成績をどう受け止めているのか。
「主力にけが人が多かった。(故障者が)出てしまったのはしようがないんだけど、復帰まで長くかかってしまい、そこをカバーする戦力が薄かったのでああいう成績になってしまった。主力に代わる戦力を整えられず、チームに対して申し訳なかったです」
オフに小川監督が4シーズンぶりに復帰し、宮本ヘッドコーチが就任した。昨秋から猛練習を課すなど、チームは若手の育成にかじを切り、生まれ変わりつつある。補強でも実績ある選手に頼らず、若い選手を粘り強く育てる球団の意思は強い。
「ドラフトで有望な選手をとって育てるのは前からの球団の方針ですが、数年前まではチームが優勝するために即戦力に重点がいきすぎていた。それで、2、3年前から有望な高校生を1人、2人でなく、3人、4人とって育てて、数年後にチームの主力としてやってもらおうと。広岡や渡辺、ピッチャーで高橋、ジュリアスもそうだし、去年で言ったら寺島、梅野、古賀。今年は2人(村上、金久保)だけれども、高校生をいかにレギュラーにするか。その中でその年の目玉選手が社会人、大学生にいたらそれも踏まえる。バランスよく、うちは高校生に力を入れていく」
(以下略)
下は1985ドラフトでヤクルトが指名した選手です。伊東昭光(編成部長)は1位指名入団。プロでの成績はこちら
ヤクルトの1985ドラフト指名選手 | |||
1位 | 伊東 昭光 | 本田技研 | 投手 |
2位 | 荒井 幸雄 | 日本石油 | 外野手 |
3位 | 内山 憲一 | 伊勢崎商高 | 投手 |
4位 | 矢野 和哉 | 神戸製鋼 | 投手 |
5位 | 山田 勉 | 大垣工高 | 投手 |
6位 | 杉山 孝一 | 新日鉄名古屋 | 外野手 |
★プロ入り後の成績★ |
draftkaigi at 07:40│
│ヤクルト