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スカウトの逆襲、補欠や2番手投手から金の卵探せ

2018年03月26日

3/26、日刊ゲンダイ39面「スカウトの逆襲」より
開会式前日の22日、芦屋で行われた12球団のスカウト会では、とにかく、よく食べたし、よく飲んだな。席はくじ引き。隣がいけ好かないやつだったんで、ただひたすら、しゃぶしゃぶとすき焼きを交互に口に運ぶしかなかった。酒は飲み放題だったしね。

で、たまたま、横のテーブルにいたスカウト2人の会話が耳に入ってきたんだ。「オレは断然、根尾だな」「いや、根尾は器用貧乏だろ。藤原の方が打つときのタイミングの取り方がいい」なんてしゃべってる。2人はどうやら、センバツの目玉選手である大阪桐蔭の根尾昂投手兼内野手(動画)と、藤原恭大外野手(動画)の実力を比べてたみたいだ。

帰りしな、部長にそのことを伝えたうえで、意見を聞いてみた。根尾と藤原、どちらがいいと思うかってね。「根尾か藤原かって? どっちもいいに決まってるじゃねーか。そんなもん、見なくたって、どっちも上位候補だろう。それよか、オレたちがじっくり見なきゃいけないのは、彼ら以外の選手だろーが」

根尾と藤原以外?

「ウチのリストには彼ら以外、4人の選手の名前が載ってるだろう。彼らだけじゃなく、根尾や藤原がいるせいで試合に出られない補欠もチェックした方がいい。なにしろ大阪桐蔭ってのは、全国でもトップレベルの連中が集まってる。補欠といっても、他の学校のレギュラーどころか、それ以上の力を持ってるんだからな。試合前のシートノックなんか、ものすごく参考になるし、補欠の動きにもちゃんと目を光らせろよ」

部長がこう言って例に挙げたのは、1987年に春夏連覇を達成したPL学園だ。この年は立浪(1987中日1位)橋本(1987巨人1位)野村(1987大洋3位)の3人が卒業と同時にプロ入り。片岡(1991日ハム2位)と1学年下の宮本(1994ヤクルト2位)は大学や社会人を経て、後にプロで活躍した。

「高校時代の片岡なんて守備や足はまったく目立たなかった。守ってたのも一塁だったしな。けれども、他にうまいのがいたから一塁を守ってただけで、三塁も十分、守れるだけの力はあった。飛び抜けた選手の陰に、逸材というか掘り出し物は多い。だから大阪桐蔭以外でも、ドラフト候補のエースがいる学校の2番手投手とか、そういうのもブルペンでチェックした方がいい」

補欠や2番手投手なんてのは、データも圧倒的に少ない。ウチのパソコンおたくのエラいさんもおそらく、甲子園に来るんだろうが、センバツではヤッコさんが歯牙にもかけないような選手の中から本物の「金の卵」を発掘しようと思っている。




根尾君(大阪桐蔭)のスカウト評はこちら

藤原君(大阪桐蔭)のスカウト評は
こちら


draftkaigi at 07:03│ │高校 
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