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大阪桐蔭監督、本業は「指導よりスカウト」の声

2018年04月20日

FLASH 4月24日号 

根尾 昂 (大阪桐蔭高・遊撃手兼投手)
177cm・右投左打・動画

「西谷浩一監督ほどマメな人はいない。獲得したい中学生をドラフト1位と呼んで熱心に勧誘する。かつて、中田翔(日ハム)を入学させるのに、広島まで50回も通って口説いたのは有名な話です」(高校野球関係者)

史上3校目の春連覇を達成した大阪桐蔭。その強さは、全国から選りすぐった選手の活躍なくして語れない。優勝の立役者、スーパー二刀流の根尾昂選手(動画)は岐阜出身。エースナンバーをつける柿木蓮投手(動画)は佐賀出身。ベンチ入りメンバー18人中、大阪出身は5名にとどまる。

大阪以外の近畿出身は7名。そのほか北海道、愛知、徳島、愛媛と全国各地から。高校野球関係者から皮肉をこめて「日本一」と称される西谷監督のスカウト活動の賜物といえよう。関西地区の高校野球関係者がスカウトの実態を明かす。

「建前上、学校側から認められているスカウト活動は毎週土曜日の午前中。西谷監督が受け持つ社会の授業がないからだが、実際に費やす時間はもっと多い。気に入った選手を見つけたら、何度も通うのが西谷流。中学生にしてみれば、『あの有名な監督が、わざわざ自分に会いに来てくれた』と感激するわけです」

大阪の元高校野球監督が、西谷監督と会った当時を述懐する。

「かねてより、練習を見るよりもスカウト活動の方が熱心で、練習を休む日も少なくなかった。『コーチまかせにしないで、もうちょっと練習に参加せえよ』と、たしなめたほどです」

実際に、根尾の獲得をめぐっては、ライバル校とスカウト合戦を繰り広げた。

「根尾選手は慶応高校に進学するといわれていた。ところが、そこから猛烈な巻き返しをおこなったわけです。『根尾の試合には必ず西谷監督が視察に来てる』と、東海地区のボーイズリーグ関係者の間で評判になった。根尾選手の実家がある岐阜県内のホテルに連泊して、実家へ通い続けたという話もあった。本人と両親に、『一度、うちの練習を見学してほしい』と直談判し、それが決め手となったようです」(前出・元高校野球監督)

本業は指導よりスカウトと揶揄されることを意識してか、最近は代役にコーチを立てることもあるという。だが、最終的な判断は、西谷監督がおこなうことに変わりはない。同校を取材するノンフィクションライターの柳川氏は、西谷監督のスカウト力を絶賛する。

「高校入学後、投手にするか野手に専念させるか、西谷監督が現地まで赴き、直接見て判断する。中学野球の日本代表の投手でも、野手の方が可能性が広がると判断すれば、野手として勧誘する。選手の適正を見抜くことに長けた監督です。少数精鋭の大阪桐蔭は、いまや全国の中学球児にとって憧れの的となっている」

(以下略)



下は大阪桐蔭からドラフト指名された選手です(大学、社会人経由も含む)

選手名 指名年度とプロ入り後の成績
今中 慎二 1988中日1位
萩原 誠 1991阪神1位
背尾 伊洋 1991近鉄5位
淵脇 芳行 1992近鉄6位
川井 貴志 1998ロッテ3位
水田 圭介 2000西武7位
福井 強 2000西武8位
中村 剛也 2001西武2巡目
谷口 悦司 2001近鉄4巡目
西岡 剛 2002ロッテ1巡目
森本 学 2002ダイエー6巡目
北川 利之 2002横浜6巡目
三島 輝史 2003ロッテ5巡目
桟原 将司 2003阪神4巡目
岩田 稔 2005(大・社)阪神希望枠
平田 良介 2005(高校)中日1巡目
辻内 崇伸 2005(高校)巨人1巡目
中田 翔 2007(高校)日本ハム1巡目
浅村 栄斗 2008西武3位
高島 毅 2008オリックス4位
江村 直也 2010ロッテ5位
丸毛 謙一 2010(育成)巨人8位
西田 直斗 2011阪神3位
藤浪 晋太郎 2012阪神1位
森 友哉 2013西武1位
岡田 雅利 2013西武6位
香月 一也 2014ロッテ5位
青柳 昴樹 2015DeNA6位
高山 優希 2016日本ハム5位
沢田 圭佑 2016オリックス8位
山足 達也 2017オリックス8位
中村 和希 2017楽天(育成3位)


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