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12球団満足度ランキング 1位は広島、最下位に中日

2018年04月25日

4/25、夕刊フジ27面より
慶大理工学部・鈴木秀男教授の恒例「プロ野球のサービスに関する満足度調査」は今回が10年目の節目。近年来の新しい波、本拠球場を大きな武器として売り出す流れは止まらない。

昨季、12球団で最もファンを満足させた球団は2年連続で広島。魅力的な生え抜き選手たちによるセ・リーグV2、2009年開場の新球場を土台とした観戦体験の質の高さなど、各項目スキがない。

2番手はパ・リーグの盟主となったソフトバンク。そして横浜DeNAがついにトップ3入りを果たした。鈴木教授は「(2011年オフ、TBSからDeNAへの)球団身売り前は毎年最低評価。親会社でこんなに変わるものかと驚く。筒香、山崎康ら華のある選手もそろい、あとは優勝で満足度1位に立つのも時間の問題ではないか」とみる。

16年には球場運営会社を買収し、球場自体の娯楽性を強めるメジャー流の「ボールパーク化」を推進。広島と同じく、観客の熱気とチーム成績が相乗効果を見せている。

かつてこの調査で無敵を誇ったが、ボールパーク化で立ち遅れ今回6位まで落ちたのが日本ハムだ。5年連続総合満足度トップに輝いた13年に66.56だった「球場満足度」が、今回は12球団中7番手の61.77まで下落。

鈴木教授は「皮肉なことだが、新球場を巡り球団側が札幌ドームの問題点に言及したことで、他球団の本拠球場を知らない道民ファンが気づいた部分もある」と分析する。間借り球場でできるサービスの限界から、北広島市に自前の新球場建設を決定。23年開場を目指す。

「球場満足度」ビリは神宮球場に本拠を置くヤクルト。老朽化とともに「内外野を通路で一周できない」といった構造上の不満も。かといって間借りの本拠地では、大がかりな改装は難しい。同じく少数派となった間借り球団の巨人も他人事ではなさそうだ。

総合満足度で4年連続最下位に沈んだ中日は、その点では親会社がナゴヤドーム運営会社の主要株主なのだから、手の打ちようもありそうだが・・・。鈴木教授は「球場はもちろん、周辺のにぎわいもないのが痛い。満足度も12球団で飛び抜けて低く、身売り前の横浜並の水準。つまり立て直しには身売りレベルの変化が必要だ」と手厳しい。



下は12球団総合満足度ランキングです。( )内は前年順位

1位(1位) 広島
2位(2位) ソフトバンク
3位(4位) DeNA
4位(8位) 阪神
5位(6位) 楽天
6位(3位) 日本ハム
7位(10位) 西武
8位(5位) ロッテ
9位(7位) ヤクルト
10位(9位) 巨人
11位(11位) オリックス
12位(12位) 中日


満足度調査とは
昨季1回以上、応援する球団の本拠球場で観戦したファンを対象に、1月下旬にインターネットを通じてアンケートを実施したものです。



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