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天才打者といわれたドラフト候補は今、多井清人

2018年05月02日

週刊現代5月5・12日号より

多井 清人 (上宮高・外野手)
174cm・左投左打

大阪・東大阪市にある「麺屋こころ 長瀬店」で店長を務める多井清人さんは高校野球ファンなら知らない人がいない天才打者だった。小学6年生のときには少年野球チームで4打席連続本塁打を記録。中学時代はボーイズリーグの日本選抜代表として米国遠征を経験した。

当時、甲子園出場の常連だった大阪・上宮高校に入学すると、1年生の秋からクリーンナップ。3年生のときには4番打者として春のセンバツで、甲子園で2試合連続本塁打を放った。高校通算33本塁打。多井さんが言う。

「当時はホームランしか狙っていなかったですから。2年の時に夏の予選では、日生球場で打球がバックスクリーンを超えた。記者の方に、『あのバックスクリーンを超えたのはおまえか、元近鉄のブライアントだけや』と言われたことを覚えています」

同世代には井川慶(阪神)、石原慶幸(広島)らがいるが、多井は彼らに劣らぬ超高校級選手だった。高校の同級生3人がプロ入りし、当然、多井もそうなるかと思われていたが、法政大学への進学を決断した。

「親が、プロはあかん大学に行け。その方がプロに行くにしても条件がよくなるからと。ただ高校時代は自分が一番打てる自信があったのですが、早稲田大の鳥谷敬(阪神)らを見て、だんだんとそう思えなくなりました。しかもコーチと意見がぶつかり、試合にも出られなくなったんです」

だが、プロ入りの夢を捨てることはできず、卒業後は日本生命の野球部で野球を続ける。

「社会人2年目にプロから声がかかるという話があったんですが、結局ダメでした。そこで諦めましたね。野球をやめた後、日生で1年間働いて、ラーメン屋のオーナーと知り合い、今の仕事を始めました。苦労は腰が痛くなることくらい。それより、お客さんからおいしかったと言ってもらえると、やっぱり嬉しい。将来的な目標は、バカにされるかもしれませんけど、年収5億円です。かつてのチームメートにはプロに行っていたら年俸5億円もらっていたかもしれないやろって言っています。この仕事を始めて、あらためて野球をやっていてよかったと思えるようになりました、いろいろな人と野球の話で盛り上がれますから」


下は多井君のバッティング動画です。



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