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阪神、球団事情でドラフト目玉・松坂の指名見送り

2018年05月12日

デイリースポーツwebsiteより (source)

1998西武ドラフト1位 松坂大輔
横浜高・投手・18歳

中日で見事に復活した姿を見せた松坂大輔(1998西武1位)は、高校野球史上に残る投手だった。横浜のエースとして2年秋の新チームから勝ち続け、無敗で甲子園春夏連覇を達成。夏の決勝ではノーヒットノーランの劇的な優勝を飾ったスターだが、現在AbemaTV東京六大学野球中継の解説を担当している元阪神の菊地敏幸スカウトは、自分の予想を大きく覆すプロでの活躍に、今でも改めて松坂のすごさを感じている。

1年秋から名門・横浜のエースとしてマウンドに立っていた松坂だが、2年夏の神奈川大会準決勝・横浜商戦で暴投を犯してサヨナラ負けを喫しました。この時、松坂を見ていて思ったのは、上半身が強すぎる感じのフォームだなと。下半身を使わずに上半身の力だけで投げるイメージでした。

ボール自体も速いというより、ズドーンと強いという印象がありました。とにかくフォームは独特で、リリース後の右足が引きずっている感じも気になっていました。そのため個人的にはあまりいい印象がなく、それほど評価は高くなかったのです。

実は甲子園春夏連覇を達成した直後、ある雑誌から、松坂がプロでどれぐらい活躍するかという取材を受けた時、私は「5勝くらいだろう」と答えました。今となっては恥ずかしい予想ですが、あの投げ方だとプロに入ったらすぐに故障してしまうだろうと思っていたのです。

プロでの活躍は周知のとおりです。いきなりプロ1年目で16勝を挙げ、メジャーでも活躍。日本に戻ってきてソフトバンクでは苦しんでいましたが、現在は中日で復活勝利を挙げるなど、再び輝きを取り戻そうとしています。

ただ、阪神が松坂をドラフト会議で1位指名しなかったのは、私の評価とは関係ありません。詳細は言えないのですが、球団の諸事情で松坂の指名は早い段階で見送っていました。そのため、私としては松坂を獲得できなくて悔しいという思いはありません。

しかし、投球フォームで投手の評価を決めるものではないということは、松坂で勉強させてもらいました。その後の私のスカウト活動に影響した投手であるのは間違いありません。




下は1998ドラフトで西武が指名した選手です。1位・松坂大輔のプロでの成績はこちら

西武の1998ドラフト指名選手
1位 松坂 大輔 横浜高 投手
2位赤田 将吾日南学園高内野手
3位星野 智樹プリンスホテル投手
4位柴田 博之東北福祉大外野手
プロ入り後の成績


draftkaigi at 07:04│ │阪神 
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