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イチロー、日本復帰を捨てた本当の理由

2018年05月16日

週刊新潮 5月17日号より

1991オリックスドラフト4位 鈴木一朗
愛工大名電高・外野手

現地時間の5月3日、メジャーリーグのマリナーズはイチロー(1991オリックス4位)と生涯契約を結んだと発表した。彼は文字通り生涯にわたって、同球団の会長付特別補佐として活動することになったのである。

事実上の引退と目されていて、イチロー自身は「チーム(マリナーズ)がこの形を望んでいるのであれば、喜んで受けようと」。こう説明したが、とにもかくにもマリナーズと生涯契約を交わしたということは、すなわち日本球界復帰がなくなったことを意味する。

しかし、これまでイチローは「50歳まで現役」を公言していた。選手生活にこだわるのであれば、日本のプロ野球に復帰したほうが実現の可能性がはるかに高かったはずである。事実、古巣のオリックスは、彼が戻ってくることを望んでいた。一体なぜ、イチローは日本の球界を拒んだのだろうか。

「今季スタート時点で彼には日本復帰の選択肢もありました。しかし、キャンプが始まって以降もメジャーからのオファーを待ち続けた。この判断には球場問題が絡んでいたんです」と、ある球界関係者が「そもそも」の話を明かす。

「オリックスは今、イチローがいた当時の天然芝球場ではなく、人工芝の京セラドーム大阪を本拠地にしています。硬い人工芝のドーム球場は、選手への肉体的負担が大きい。高齢のイチローにとって、それがネックとなった。実際、メジャーに移ってから、彼は米国では数少ないドーム球場の試合に出場せず、休養に充てたこともありました」

こうして、日本復帰に二の足を踏むアスリートとしての事情があったのに加え、中年男としては、「親子関係が影響しているのは間違いない」と、イチローの知人が声を潜めて打ち明ける。

「イチローと、チチローこと父親の宣之さんはかねて不仲と言われてきました。複数の要因がありますが、大きいのは嫁問題。イチローと彼より8歳上の弓子夫人の間には子供がいません。そうしたこともあって、孫を欲しがり、そもそも8歳も年上の女房をもらうことを好ましく思っていなかったチチロー夫妻と、イチロー夫妻は縁遠くなってしまったんです。あの嫁(弓子夫人)は自分勝手だ、と」

(以下略)



下は1991ドラフトでオリックスが指名した選手です。イチロー(鈴木一朗)は4位指名され入団。プロでの成績はこちら

オリックスの1991ドラフト指名選手
1位 田口 壮 関西学院大 内野手
2位 萩原 淳 東海大甲府高 内野手
3位 本東 洋 三菱重工長崎 投手
4位 鈴木 一朗 愛工大名電高 投手
5位 北川 晋 浪速高 投手
6位 西 芳弘 寺井高 外野手
7位 山本 大貴 元阿部企業 投手
プロ入り後の成績


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