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スカウトの逆襲、ドラ1候補・上茶谷は買い!

2018年05月21日

5/21、日刊ゲンダイ39面「スカウトの逆襲」より

上茶谷 大河 (東洋大・投手)
180cm・右投右打・動画

ドラフト1位候補の右腕・東洋大の上茶谷大河(動画)が15日の立正大戦で五回途中6安打7失点。火だるまになってKOされたから、ネット裏の同僚はため息をついていた。

上茶谷はストレートの球速が150キロを超す本格派。スピンの利いた速球とスライダー、チェンジアップを武器に4日の駒大戦ではリーグ新記録となる20奪三振をマークした東洋大のエースだ。同僚の甲斐野、梅津と並んでドラフト上位で消えるのは確実視されていた。

ウチの球団のエラいさんなんて、普段は仏頂面のくせに、話題が上茶谷になると、「データも秀逸だね」なんてニコニコしていた。それが、ボカスカ打たれたと報告を受けた途端、苦虫を噛み潰したような表情に変わったっていうからね。

ウチのドラフト戦略もひょっとしたら大きく変わるかもしれないなんて思ってたら、部長が水を向けてきたよ。「上茶谷のKOをどう見る?」ってね。

「ドラ1候補にしちゃ打たれ過ぎですよね。スピードは140キロちょっとだったし、コントロールも悪かった。3年までほとんど投げていなかったせいか、エース格になってフル回転した反動でしょう。スタミナに問題あるんじゃないスか?」

こう返すと、「腕の位置は下がり、ボールに角度もキレもなかったからな。疲れがたまってたのは事実だろう。けど、先発して中1日で投げられるんだから、スタミナはある。疲労さえ抜ければ、オレはプロで十分やれると思うな」と部長。「ただし、条件付きだ」とこう言った。

「来月下旬には日本代表の合宿があって、7月の米国、オランダ遠征と続く。上茶谷はおそらくメンバーに選ばれるだろうから、それまでに疲れを取り除けるかどうか。疲れが抜けなければ、故障を理由に出場を辞退した方がいい。海外遠征に行く選手は、たとえ調子が良くても、首脳陣からあれこれアドバイスされて深みにはまるもの。疲労が抜けないまま行って無理をすれば、いよいよ訳が分からなくなって、フォームまでバラバラになる可能性もあるからな。そこさえクリアすれば、プロでも活躍できる。今回、ボコボコにされたことで人気が落ちれば、なおさら買いだろ」

常々、部長が言う、結果に左右されるなってのはこういうことなんだって改めて思ったね。上茶谷がKOされて「数値が悪化した」なんて肩を落としていたエラいさんにも聞かせてやりたいよ、ホント。

(プロ野球覆面スカウト)



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draftkaigi at 07:00│ │大学 
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