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大学生野手のドラフト候補に即戦力が乏しい理由

2018年06月08日

6/8、サンケイスポーツ6面「小早川毅彦のベースボールカル」より

中山 翔太 (法政大・一塁手兼三塁手) 
186cm・右投右打・動画

今春も東京六大学リーグ戦の観戦に、何度か神宮へ足を運んだ。母校の法大は勝ち点2で5位に終わったが、中村浩人捕手が打率.450で首位打者を獲得。中山翔太内野手(動画)は東大1回戦で史上8人目のサイクル安打を記録するなど、打率.380で3位に入った。

中山は大阪・履正社高出身。開幕前にOB会で会った際には1メートル86、90キロの堂々とした体が印象的で気にかけていたのだが、まだ物足りない。彼に限らず、今の選手は体全体を使えていないし、腕だけでスイングしている印象がある。

フィジカル面の弱さ、馬力のなさが目立つのは、絶対的な練習量が足りないからだろう。私の学生時代はリーグ戦の期間中も午前中は授業、午後はずっと練習という毎日だった。今は授業優先で、そうはいかないのかもしれない。

大学生はプロで即戦力として期待されるが、昔に比べて1年目から活躍する選手、特に野手は少なくなった。楽天・茂木(早大)、阪神・高山(明大)、中日・京田(日大)は近年ではまれな存在で、西武・山川(富士大)がブレークしたのは4年目の昨年。ロッテ・中村(早大)は4年目の今季、ようやくものになりつつある。

また、大学のリーグ戦であっても、「少年野球じゃないの?」と目を疑うようなミスが目立つ。例えば、ヒットエンドランは中堅方向への打球を避けなければいけないのに、ピッチャー返しをする打者がいる。走者になると次の塁が奪えない。走塁は考えていることがそのまま出るもので、何も考えていないことになる。これでは寂しい。

野球について勉強不足なのか、教えられていないからできないのか分からない。いずれにしてもプロでそんな選手が増えると、お客さんからお金を取るのは申し訳ない。

大学選手権出場を逃したチームは、既に秋のリーグ戦に向けて練習を始めている。プロを目指す4年生にとっては、ドラフトにかかる選手に成長できるかの大事な時期。しっかりと練習してほしい。 



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draftkaigi at 09:40│ │大学 
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