森下暢仁(明治大)、西武「来年間違いなく目玉」
2018年06月28日
6/28、西日本スポーツ22面より
栄えある2度目の「大学侍」に選ばれた。「昨年いい経験をさせてもらった。知っていることはチームに還元していきたい」。森下(動画)は強い決意を示した。
22日から神奈川県内で行われた大学日本代表選考合宿初日の紅白戦。先発で力がある真っすぐと縦に大きく割れるカーブのコンビネーションを駆使して1回を被安打1、無失点に封じた。投げたのは本番で使用する米国製ボール。日本の球より滑り、制球を乱す投手も多い中、「全く気にならなかった。大丈夫です」と言い切った。
昨年は日米大学選手権とユニバーシアードで2年生ながら先発で活躍した。ユニバーシアード決勝の米国戦では7回を被安打2、無失点、11奪三振で勝ち投手となり金メダル獲得に貢献。日の丸を背負って勝つ喜びを知るだけに「自分の精いっぱいの力を出したい」と意気込んだ。
明大でも、今春の東京六大学リーグ戦で自己最速を3キロも更新する154キロをマークし、5月14日の立大3回戦では1失点でリーグ戦初の完投勝利。「3年だけどエースとして投げさせてもらっている。責任を感じる」。入学後に右肘骨折などけがで苦しんだ時期にも体幹を鍛え、心身とも大きく成長を遂げた。
プロ球団も熱い視線を送る。大分商高時代にも視察した西武の渡辺シニアディレクターは「まだまだ体も大きくなる。高いポテンシャルを感じる。来年は間違いなくドラフトの目玉になるよ」と太鼓判を押した。
森下は先日、大分商高の同級生、福岡ソフトバンクの川瀬と食事をともにした。今季1軍デビューして初安打初打点も記録した友の活躍に「やはり自分もプロに行きたいと思わされますね」と改めて思いを強くした。
弟で大分商高3年の遊撃手の颯太は、自分が果たせなかった甲子園での試合出場を目指す最後の夏を迎える。「頑張ってほしい」。友に刺激を受けた右腕が、世界で躍動して弟にエールを送る。
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森下 暢仁 (明治大・投手) 180cm・右投右打・動画 |
栄えある2度目の「大学侍」に選ばれた。「昨年いい経験をさせてもらった。知っていることはチームに還元していきたい」。森下(動画)は強い決意を示した。
22日から神奈川県内で行われた大学日本代表選考合宿初日の紅白戦。先発で力がある真っすぐと縦に大きく割れるカーブのコンビネーションを駆使して1回を被安打1、無失点に封じた。投げたのは本番で使用する米国製ボール。日本の球より滑り、制球を乱す投手も多い中、「全く気にならなかった。大丈夫です」と言い切った。
昨年は日米大学選手権とユニバーシアードで2年生ながら先発で活躍した。ユニバーシアード決勝の米国戦では7回を被安打2、無失点、11奪三振で勝ち投手となり金メダル獲得に貢献。日の丸を背負って勝つ喜びを知るだけに「自分の精いっぱいの力を出したい」と意気込んだ。
明大でも、今春の東京六大学リーグ戦で自己最速を3キロも更新する154キロをマークし、5月14日の立大3回戦では1失点でリーグ戦初の完投勝利。「3年だけどエースとして投げさせてもらっている。責任を感じる」。入学後に右肘骨折などけがで苦しんだ時期にも体幹を鍛え、心身とも大きく成長を遂げた。
プロ球団も熱い視線を送る。大分商高時代にも視察した西武の渡辺シニアディレクターは「まだまだ体も大きくなる。高いポテンシャルを感じる。来年は間違いなくドラフトの目玉になるよ」と太鼓判を押した。
森下は先日、大分商高の同級生、福岡ソフトバンクの川瀬と食事をともにした。今季1軍デビューして初安打初打点も記録した友の活躍に「やはり自分もプロに行きたいと思わされますね」と改めて思いを強くした。
弟で大分商高3年の遊撃手の颯太は、自分が果たせなかった甲子園での試合出場を目指す最後の夏を迎える。「頑張ってほしい」。友に刺激を受けた右腕が、世界で躍動して弟にエールを送る。
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│西武