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松本航(日体大)、アメリカ相手に大会新の16奪三振

2018年07月06日

7/6、スポーツ報知8面より

松本 航 (日本体育大・投手)
176cm・右投右打・動画

第42回日米大学野球選手権は4日(日本時間5日)、米ノースカロライナ州ダーラムで第2戦が行われ、今秋ドラフト1位候補の154キロ右腕・松本航(動画)が7回を投げ、毎回の16三振を奪うなど3安打無失点の快投。メジャー予備軍を相手に個人1試合最多奪三振の大会記録を更新する好投を見せた。

日本は9回に3番手・小郷賢人(東海大)が痛恨の適時三塁打を浴び、0-1で惜敗。1勝1敗のタイとなった。

1972年に第1回大会が行われてから、今年で42回目。歴史ある大会に、松本がその名を刻んだ。150キロ前後の直球が走り、自慢のスプリットがさえ渡る。初回からメジャー予備軍に空を切らせた。5回までに4者連続を含む13三振を奪うと、7回に降板するまで毎回の16K。

00年第1戦の立命大・山田秋親、01年第4戦の東海大・久保裕也が記録した15奪三振を上回る大会新記録を樹立してみせた。「相手は昨日負けて、向かってくると思った。抑えることができてよかった。ストレートが走っていて、変化球が生きた。スタンドの米国応援がすごかった? あまり気にならなかったです。自分のピッチングができました」。

この日は米国の独立記念日。スタンドを埋めた7624人の観客が大USAコールを繰り出す中、クールに三振を積み上げた。

ドクターKの本領発揮だ。明石商時代、3年夏の兵庫大会4回戦(対明石高専)では驚異の毎回20K。日体大進学後も1年春からリーグ戦登板を重ね、2年春、3年秋と2度のリーグ優勝に貢献。3年秋には明治神宮大会も制した。今春はフォームのバランスを崩して4勝3敗。リーグVも逃したが、通算305奪三振は首都大学リーグ歴代10位にランクインする好成績だ。

4投手の継投でマークした19奪三振も大会新記録だったが、打線が米国の5投手の前に散発2安打で完封負け。生田勉監督は「松本は雨の中断があった中でよく投げたが、今の状況だとピッチャーが0点に抑えないと勝てない」と2試合で計1得点の打撃陣を嘆いた。それでもMATSUMOTO名は、メジャーの“金の卵”の脳裏へと確かに刻まれた。

(7月5日 日米大学野球 アメリカ 1-0 日本)




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draftkaigi at 07:43│ │大学 
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