大石晨慈(近大付)にソフトBら3球団、阪神が評価
2018年07月09日
7/9、スポニチwebsiteより (source)
第100回全国高校野球選手権記念大会の地方大会が8日、各地で行われた。南大阪大会では、近大付のプロ注目左腕・大石晨慈投手(動画)が12奪三振1失点完投。3年ぶりの初戦突破へ導いた。
左の大器がついに目覚めた。初回1死から三振振り逃げを皮切りに3連打を食らって1点を失ったが、大石はここからギアを上げた。後続を力のある直球とスライダーで連続空振り三振に仕留めると、尻上がりに調子を上げた。被安打9の12奪三振。実に10個を宝刀スライダーで奪った。
「全然納得していません。実力の半分も出せなかったです」。目指す理想が高いからこそ、反省ばかりが口をついた。名門校で1年夏から1を背負う。16年夏、17年夏の初戦に先発したが、いずれも5回持たずに降板。試合にも敗れた。「何が何でも勝つ。全力でいきました」。試合前日、頭髪を五厘に刈った。涙をのんだ先輩の思いも胸に、力の限り腕を振った。
最速141キロを誇るプロ注目の逸材だ。ソフトバンクなど3球団が視察。最速は135キロを計測した。阪神の畑山俊二チーフアマスカウトは「スライダーで三振が取れるのは左投手として大切な要素。将来性はあるので、これからも見ていきたい」と評価した。
中学3年時にテレビ番組の企画で、井口(ロッテ監督)と対戦し、直球で空振り三振を奪った。ジャイアンツ杯に優勝し、U-15日本代表にも選出された経歴を持つ。そのU-15では今秋ドラフト候補の報徳学園・小園や天理・太田らとしのぎを削った。「甲子園で再会して勝負がしたい」・・・。
90回の記念大会はPL学園を相手に延長12回サヨナラ勝ちを収め、南大阪を制した近大付。10年ぶりの夏切符獲得へ、負けられない夏が始まった。
(7月8日 南大阪大会1回戦 近大付 4-1 狭山)
大石君のピッチング動画はこちら
大石 晨慈 (近大付高・投手) 178cm・左投左打・動画 |
第100回全国高校野球選手権記念大会の地方大会が8日、各地で行われた。南大阪大会では、近大付のプロ注目左腕・大石晨慈投手(動画)が12奪三振1失点完投。3年ぶりの初戦突破へ導いた。
左の大器がついに目覚めた。初回1死から三振振り逃げを皮切りに3連打を食らって1点を失ったが、大石はここからギアを上げた。後続を力のある直球とスライダーで連続空振り三振に仕留めると、尻上がりに調子を上げた。被安打9の12奪三振。実に10個を宝刀スライダーで奪った。
「全然納得していません。実力の半分も出せなかったです」。目指す理想が高いからこそ、反省ばかりが口をついた。名門校で1年夏から1を背負う。16年夏、17年夏の初戦に先発したが、いずれも5回持たずに降板。試合にも敗れた。「何が何でも勝つ。全力でいきました」。試合前日、頭髪を五厘に刈った。涙をのんだ先輩の思いも胸に、力の限り腕を振った。
最速141キロを誇るプロ注目の逸材だ。ソフトバンクなど3球団が視察。最速は135キロを計測した。阪神の畑山俊二チーフアマスカウトは「スライダーで三振が取れるのは左投手として大切な要素。将来性はあるので、これからも見ていきたい」と評価した。
中学3年時にテレビ番組の企画で、井口(ロッテ監督)と対戦し、直球で空振り三振を奪った。ジャイアンツ杯に優勝し、U-15日本代表にも選出された経歴を持つ。そのU-15では今秋ドラフト候補の報徳学園・小園や天理・太田らとしのぎを削った。「甲子園で再会して勝負がしたい」・・・。
90回の記念大会はPL学園を相手に延長12回サヨナラ勝ちを収め、南大阪を制した近大付。10年ぶりの夏切符獲得へ、負けられない夏が始まった。
(7月8日 南大阪大会1回戦 近大付 4-1 狭山)
大石君のピッチング動画はこちら