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スカウトの逆襲、地方の大学生を見逃すな

2018年07月16日

7/16、日刊ゲンダイ36面「スカウトの逆襲」より
大学選手権と日米野球が終わり、先日のスカウト会議の話題は大学生が中心だった。「配布したリストに載っていなくても、気になる選手がいたら名前を挙げてください」。エラいさんのひと言に肝を冷やしたのはオレだけじゃなかったはずだ。

なにしろ部長やエラいさんの部下たちは、遠慮ってものがない。人が担当する地区の選手をコソコソ見にきたりして、そんなにオレのことが信用できないのかってアタマにもくる。で、内心、ビクビクしてたら、部長でもエラいさんの部下でもなく、エラいさん自身が声を上げた。しかも、オレが担当するある地方の野手だ。

「この選手、異常に打率や出塁率や長打率が高いんですけど、その割に他の球団は評価していないようです。どこか傷でもあるんでしょうか?」。こう言ってオレに水を向けてきた。データ好きというか、パソコンおたくのエラいさんらしいと思ったから、言ってやったよ。

「あの地区はレベルが低いですからね。ヘボピッチャー相手にいくら打ったところで、評価の対象にはなりませんよ。それにアイツは性格がチャランポラン・・・」と、ここまで言ったところで横やりが入った。エラいさんじゃない。部長だよ。

「あのなあ、いくら地区のレベルが低いっていっても、その中でズバ抜けた数字を残してるってのは、どこかが突出してるからだろう。日米野球の代表選考にしても、監督やコーチが六大学とか東都の連中が多いから、どうしても地方の選手は軽視されがち。中京学院大だった菊池(現広島)にしても合宿に参加しながら結局、代表になれなかったからな。地区のレベルがたいしたことがないという理由だけで蹴飛ばすのは早計だし、それで人気が落ちるならむしろ狙い目だろう」


エラいさんがニコニコと、うなずきながら部長の話を聞いてるよ。おまけに部長まで・・・。さすがにムカッとして「じゃ、性格はどうです? いい加減だって話ですよ」と言うと、部長が待ってましたとばかりに言い返してきた。

「当時、広島経済大にいたソフトバンクの柳田がいい例じゃねーか。首位打者を何回も獲得して性格もチャランポランとか言われながら、プロであれだけやってるだろ。確かに性格は重要だが、おまえ、いま話題になってる選手のことを自分自身の足を使ってちゃんと調べたか? 同じ地区担当でよくつるんでる他球団のスカウトから聞いたんじゃないか?」

「それは、いや・・・いい加減って言うヤツが何人もいるんで・・・」。図星だけに、こっちはシドロモドロさ。それにしても最近、部長がやけに冷たいんだよな。

(プロ野球覆面スカウト)



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