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太田椋(天理)、オリックス・DeNAなどの声

2018年07月17日

7/17、スポーツ報知websiteより (source)

太田 椋 (天理高・遊撃手)
181cm・右投右打・動画

奈良の天理が7回コールドで初戦を突破した。元近鉄内野手でオリックス打撃投手の暁氏を父に持つ太田椋内野手(動画)が高校通算30号の3ランを放った。今秋ドラフト上位候補を、スカウト陣が「巨人・坂本勇人2世」と絶賛した。

「坂本2世」の打球がうねりを上げて左翼スタンドに消えた。今秋ドラフト上位候補の天理・太田が2回1死一、二塁で、高校通算30号をたたき込んだ。打球を見送ることなく、自軍の一塁ベンチに向かって大きく拳を掲げ「気持ちが入っていました。(ガッツポーズは)勝手に出ました」と汗をぬぐった。

父・暁氏は元近鉄内野手で現在はオリックスの打撃投手。開会式後には「最後の大会なので思い切って行ってこい」とゲキを受けた。視察に訪れたオリックスの谷口スカウトは本塁打直後に「すごい本塁打を見ましたよ」と暁氏に速報TEL。暁氏も「ありがとうございます」と息子の活躍を喜んだ。

ネット裏のスカウト陣は口をそろえて、巨人・坂本に将来像を重ねた。巨人の益田スカウトは「三拍子そろったいい選手。近い将来は坂本みたいな選手になれる」と高評価。DeNAの吉田スカウト部長も「坂本に似ている」、オリックスの谷口スカウトも「坂本のようなスケールの大きな選手になってくれたら」と期待した。

太田は昨夏も甲子園に出場して4試合で4安打2打点。3番・遊撃手として、ベスト4進出に貢献した。「今年は自分たちの学年。やってきた自信はあるので結果を出したいです。まずは甲子園に行かないといけない」。7回コールドで初戦を突破した強打者は、2年連続甲子園出場を見据えた。

(7月16日 奈良大会2回戦 天理 8-0 奈良朱雀)



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