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橋本達弥(長田)、巨人「これから伸びるいい投手」

2018年07月25日

7/25、スポーツ報知websiteより (source)

橋本 達弥 (長田高・投手)
188cm・右投右打・動画

東兵庫では、長田の最速147キロ右腕・橋本達弥(動画)が3安打1失点の好投も報われず、準々決勝で敗退した。それでも、今秋ドラフト上位候補で報徳学園の小園海斗内野手を4打数無安打に封じてプロの注目を集めた。

公立の星が、ドラフト上位候補をねじ伏せた。0-1の8回2死、長田の147キロ右腕・橋本達は、報徳学園の小園海斗内野手とこの試合4度目となる対戦を迎えた。打席に入り、ニヤリと笑う名門の1番打者と目が合った。「ここまでレベルの高い選手と勝負するのは初めて。下克上してやろうと、三振を狙いにいっていた」。得意のフォークで鮮やかな空振り三振に仕留めた。

22日の滝川二戦で、中堅120メートルのバックスクリーンへの特大アーチを放った小園を4打数無安打に封じ、「今まで見たフォークの中で一番エグい」と、うならせた。視察した巨人の益田スカウトも「経験値が上がれば、これから伸びる。いいピッチャー」と絶賛した。

4強入りを逃したものの、春夏合わせて甲子園3度の優勝を誇る報徳打線を3安打無四球1失点に抑えた。安打のうち2本はテキサス性。強豪に通用するだけの実力を見せつけた。「序盤から調子が良かった。報徳打線を抑えて自信につながった」と涙はなく、充実感を漂わせた。

準備は万端だった。昨夏の兵庫大会直前に腰を痛めて秋は休養した。投げ込みができず、ブランクを感じていた。フォークの精度を戻すために普段から指を広げて柔らかくし、フォークの握りでキャッチボールをした。動画でプロの練習を見て、また動画から読唇術でコーチが指導している内容を取り入れるなど、探求心は人一倍だ。

一昨年の才木浩人(須磨翔風→阪神)、昨年の山本拓実(市西宮→中日)に続いて、兵庫の公立校からまた好投手が現れた。プロの評価も急上昇し、橋本達も進路を迷い始めている。「小園は昨夏の(高校)日本代表で遠い存在だったが、今日、抑えられたので同じ舞台に立てるかな」。最高峰の舞台でも、この2人の対決が見たくなった。

(7月24日 東兵庫大会準々決勝 報徳学園 1-0 長田)



橋本君のピッチング動画はこちら


draftkaigi at 07:21│ │巨人 
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