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大阪桐蔭監督、中学生の囲い込み勧誘批判に反論

2018年07月28日

週刊ポスト8月3日号より
全国からプロ予備軍のような選手が集まる大阪桐蔭について、「あれだけの戦力があれば私でも勝てる」と嘯いたのは明徳義塾・馬淵監督であるが、こうした中学生の早い段階から選手を囲い込むような勧誘に批判の目を向ける高校野球関係者は少なくない。

2年前、かつてU-15侍ジャパンのエース格だった高校1年生に話を聞く機会があった。彼は大阪桐蔭の西谷浩一監督から、「4番・一塁で起用したい」と勧誘されたという。投手として甲子園を目指したかった彼は、全国の中学球児がうらやむ西谷監督の誘いを断り、別の強豪私学に入学した。

無限大の可能性が広がっている球児に対し、活躍の場を限定するような勧誘は、まるでプロ野球のようで、私には球児を冒涜するようなスカウティングに思えてならなかった。それを西谷監督にぶつけると、強い口調でこう返された。

「将来プロを目指すなら野手としての方が伸びしろがあると思い、投手をやりながら野手もやらないかと誘ったのが真実です。僕自身、投手としての力は根尾昂や柿木蓮の方が上だと思っていた。子どもたちに対して、嘘はつきたくないんです」

その選手は、3年生となった現在、目立った投手成績は残せておらず、甲子園出場も果たせていない。現時点での結果だけを見れば、西谷監督の見立ては正しかったことになる。

大阪桐蔭からプロ野球の世界に飛び込んだ選手たちは、高い確率で若い段階から活躍するのも事実だ。能力の高い中学生の球児にとっては、その実績が魅力となり、大阪桐蔭への入学を希望する。結果、さらに選手が集めやすくなる。

こうして常勝軍団は作られるのである。2007年夏、甲子園に旋風を巻き起こした県立佐賀北のように、地元出身選手たちの活躍で公立校が日本一を達成する日は、しばらく訪れないだろう。



下は大阪桐蔭からドラフト指名された選手です(大学、社会人経由も含む)

選手名 指名年度とプロ入り後の成績
今中 慎二 1988中日1位
萩原 誠 1991阪神1位
背尾 伊洋 1991近鉄5位
淵脇 芳行 1992近鉄6位
川井 貴志 1998ロッテ3位
水田 圭介 2000西武7位
福井 強 2000西武8位
中村 剛也 2001西武2巡目
谷口 悦司 2001近鉄4巡目
西岡 剛 2002ロッテ1巡目
森本 学 2002ダイエー6巡目
北川 利之 2002横浜6巡目
三島 輝史 2003ロッテ5巡目
桟原 将司 2003阪神4巡目
岩田 稔 2005(大・社)阪神希望枠
平田 良介 2005(高校)中日1巡目
辻内 崇伸 2005(高校)巨人1巡目
中田 翔 2007(高校)日本ハム1巡目
浅村 栄斗 2008西武3位
高島 毅 2008オリックス4位
江村 直也 2010ロッテ5位
丸毛 謙一 2010(育成)巨人8位
西田 直斗 2011阪神3位
藤浪 晋太郎 2012阪神1位
森 友哉 2013西武1位
岡田 雅利 2013西武6位
香月 一也 2014ロッテ5位
青柳 昴樹 2015DeNA6位
高山 優希 2016日本ハム5位
沢田 圭佑 2016オリックス8位
山足 達也 2017オリックス8位
中村 和希 2017楽天(育成3位)


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