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松井義弥(折尾愛真)プロ視野、野元&長野は大学へ

2018年08月11日

8/11、西日本スポーツ22面より

松井 義弥 (折尾愛真高・三塁手)
191cm・右投左打・動画

憧れの甲子園は厳しく、そして楽しかった。初陣の折尾愛真は全国制覇2度の日大三に16失点の大敗。「九州のゴジラ」として注目された松井(動画)に聖地で待望の一発は出なかった。「自分たちの野球ができなかった」。最後は笑顔で終わろうと決めていた。でも、アルプススタンドにあいさつに行くと大声援を受けて少し涙がにじんだ。

初回1死二塁で右前打で走者を進め、4番上地龍聖の犠飛で先制。「自分の安打で流れを持ってこられたと思った」。だが1回裏に4連続四死球の後の4連打などで大量7点を奪われて攻撃もリズムが狂った。

10失点は覚悟していたが、打線が力を出せなかった。北福岡大会で6本塁打を放った5番・野元涼、同3本塁打の1番・長野匠馬も無安打に封じられ、星稜と並び地方大会最多10発の強力打線は沈黙。「甲子園にのみこまれた。気持ちばかり先走ってしまった」と野元。「失点が多くて力んでしまった」と奥野博之監督も中軸の沈黙は予想外だった。

日大三の小倉全由監督は「長野君も野元君もいい打者だが、一番は松井君」と松井を一番警戒。だが松井は2打席目以降は無安打に終わり、甲子園で「ゴジラ」と呼ばれた強打を見せることはできなかった。「本塁打を打ちたかったけど、チームが勝てる打撃を考えた。この夏、自分の持ち味は出せなかった」。

夏の大会で本塁打は北福岡大会2回戦の1本だけ。大会前に右脇腹に受けた死球の影響や、主将としての責任感もあったが「自分の実力不足。それがすべて」と言い訳しなかった。勝利は飾れなかったが、創部15年目で初の聖地を踏んだ。「自分たちはここで終わったので、次は後輩が頑張ってほしい」と松井は後輩に夢を託した。

野元、長野は大学へ進学。松井はプロも視野に入れながら今後の道を決める。

(8月10日 夏の甲子園1回戦 日大三 16-3 折尾愛真)



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