渡辺勇太朗(浦和学院)ドラ1急浮上、中日が高評価
2018年08月13日
8/13、中日スポーツ9面より
100回記念大会の出場56校の大トリを飾るのにふさわしい投球だった。埼玉の怪腕が、今秋ドラフト戦線の1位候補に浮上した。浦和学院の190センチ右腕・渡辺(動画)が自己最速タイの149キロを甲子園のスコアボードにたたき出し、6イニングを3安打無失点、7三振を奪った。
「きょうはすごく球が走っていたし、緊張もなく、自分の投球ができました。甲子園で勝った喜びがあります」と声を弾ませた。先発を告げられたのは前日。「自分かな、と予想していたし、いつでもいけるよう準備していた」。
1回、2死球で1死一、三塁となるとエンジン全開。4、5番を、140キロ台後半の直球連発で追い込み、スライダーで連続三振。4万1000人をどよめかせた。各球団のスカウトもうならせ、中日の中田宗男アマスカウトディレクターは「スケールの大きさは大会ナンバーワン。大谷(エンゼルス)のような球を投げる可能性がある」と将来性を高く評価した。
スムーズな体重移動やリリースまでのゆったりとした動きなど、大谷のフォームを研究して取り入れている。昨秋にキャッチボールでまねをしてみると、投げやすく感じたのがきっかけ。コーチにも体の軸の使い方が大谷と同じタイプであることを指摘され「こういう投手にならないと」と言い聞かされてきた。
昨秋からつけている背番号11は、日本ハム時代の大谷と同じで「選べるわけじゃなくて偶然ですけど、気に入っています」と話した。
(8月12日 夏の甲子園2回戦 浦和学院 9-0 仙台育英)
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渡辺 勇太朗 (浦和学院高・投手) 190cm・右投右打・動画 |
100回記念大会の出場56校の大トリを飾るのにふさわしい投球だった。埼玉の怪腕が、今秋ドラフト戦線の1位候補に浮上した。浦和学院の190センチ右腕・渡辺(動画)が自己最速タイの149キロを甲子園のスコアボードにたたき出し、6イニングを3安打無失点、7三振を奪った。
「きょうはすごく球が走っていたし、緊張もなく、自分の投球ができました。甲子園で勝った喜びがあります」と声を弾ませた。先発を告げられたのは前日。「自分かな、と予想していたし、いつでもいけるよう準備していた」。
1回、2死球で1死一、三塁となるとエンジン全開。4、5番を、140キロ台後半の直球連発で追い込み、スライダーで連続三振。4万1000人をどよめかせた。各球団のスカウトもうならせ、中日の中田宗男アマスカウトディレクターは「スケールの大きさは大会ナンバーワン。大谷(エンゼルス)のような球を投げる可能性がある」と将来性を高く評価した。
スムーズな体重移動やリリースまでのゆったりとした動きなど、大谷のフォームを研究して取り入れている。昨秋にキャッチボールでまねをしてみると、投げやすく感じたのがきっかけ。コーチにも体の軸の使い方が大谷と同じタイプであることを指摘され「こういう投手にならないと」と言い聞かされてきた。
昨秋からつけている背番号11は、日本ハム時代の大谷と同じで「選べるわけじゃなくて偶然ですけど、気に入っています」と話した。
(8月12日 夏の甲子園2回戦 浦和学院 9-0 仙台育英)
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│中日