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今年は高校生遊撃手の当たり年、ドラフト注目7人

2018年08月18日

8/18、夕刊フジ41面より
プロのスカウトたちが「今年は高校生遊撃手の当たり年」と声を弾ませている。投手、内野、外野に加え主軸打者までこなす多刀流,、大阪桐蔭・根尾昂(動画)の本職もショート。16日の高岡商戦には5番・遊撃で先発し、6回に二塁打を放ち3打数1安打。守備でも安定した動きでピンチを摘み取り、準々決勝(18日)進出に貢献した。

試合後のインタビュールームで自分に殺到する報道陣を「こっちの広い場所で」と誘導する様子には、余裕と貫禄さえ漂う。身体能力と聡明さを備えた18歳は今大会ナンバーワンの注目株。スカウト陣から「この選手を獲る球団が今年のドラフトの勝者だ」との声まで上がるほどだ。

報徳学園の小園海斗(動画)は、昨秋のU-18ワールドカップで大阪桐蔭・藤原とともに2年生で2人だけ日本代表入り。広島の苑田スカウト統括部長は「守備はすでにプロレベル。即戦力として考えている」とほれ込んでいる。この日は愛工大名電に7-2で快勝。自分の打撃は内野安打1本の5打数1安打と振るわなかったが「屈辱的ですけどチームが勝つことが一番」と胸をなで下ろした。

龍谷大平安の松田憲之朗(動画)は抜群のパワーで注目を集める。西武・炭谷をいとこに持つ高校通算58発のスラッガーは、2回戦の八戸学院光星戦で3安打1打点とともに好守も連発。セ・リーグ球団のスカウトは「飛距離の出せる遊撃手は貴重」と打力を高く評価している。

その龍谷大平安と17日の3回戦で対戦の日大三は、主将で3番・遊撃の日置航(動画)がチームの要。強打、強肩と守備の堅実さでプロ各球団がリストアップしているが、現状は大学進学が濃厚だ。

常葉大菊川の奈良間大己は172センチ、66キロと小柄だが、県大会で打率8割超と打ちまくり、甲子園初戦の益田東戦でもバックスクリーン弾を放つなど乗りに乗っている。パ・リーグ球団スカウトは「センスの塊。今すぐ欲しいが、進学と聞いている」と残念そうに話した。

逸材は県大会敗退組にもいる。天理・太田椋(動画)延岡学園・小幡竜平(動画)の評価が高く、「2人とも180センチくらいの長身だが、動きは軽い。特に小幡はそれほど名前が売れていない割に能力が高い」と前出のパ球団スカウト。

某球団の編成トップは「現時点で進学の気持ちを固めている選手も、甲子園で活躍して自信を付ければプロに傾くことがある。高卒のショートがレギュラーを取ってくれれば、10年間はチームの大黒柱になってくれる」とスカウト陣にゲキを飛ばす。聖地で躍動する逸材たちに注がれる視線は熱くなる一方だ。



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