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ドラフトの田沢ルール、「すぐに撤廃すべき」の声

2018年08月18日

8/18、サンケイスポーツ6面「球界インサイドリポート」より 

吉川 峻平 (パナソニック・投手)
183cm・右投右打・動画

社会人・パナソニックの吉川峻平投手(動画)が、日本のプロ野球を経ずに米大リーグ挑戦の意向を持っているという。吉川は大阪・関大北陽高から関大を経てパナソニックでプレーする23歳の本格派右腕で、今秋のドラフト候補として、日本のプロ球団もマークする存在だ。日本球界にとっては現エンゼルスの田沢純一投手以来の衝撃となる。

そこで問題なのは、もし吉川がメジャー挑戦を果たせば当然、日本球界復帰には、いわゆる「田沢ルール」が適用されることである。このルールは2008年の田沢のメジャー挑戦を契機に「日本のドラフトを拒否して海外でプレーした選手は、日本に帰国しても高校生は3年、大学、社会人は2年、ドラフトで指名できない」とするもの

要は日本球界への復帰に制限をかけて直接、メジャーに挑戦する選手の足かせを作ることが目的のルールである。

だが、吉川に先立ち大阪・河南リトルシニア出身の結城海斗投手もロイヤルズとマイナー契約を発表。もはや有望アマチュア選手にとって、メジャーはそれほど遠くない。今後も吉川や結城のような選手が出てくることは予想され、田沢ルールでは止められないのが現実なのである。

となると、そういう選手の日本復帰に歯止めをかけるのが得策なのか。田沢は今季、5月にマーリンズを解雇となり、移籍したタイガースも7月に契約解除。その後、エンゼルスとマイナー契約したが、メジャーのマウンドはまだ遠そうだ。オフには再び去就が注目されるが、日本という選択肢が断たれているのは、同ルールがあるからだった。

今季は中日・松坂投手の復活やヤクルト・青木外野手、巨人・上原投手の日本球界復帰とメジャーからの帰還組の話題で盛り上がり、それも日本のプロ野球の活性化に役立っている。田沢ルールは誰も得しない。ならば、すぐに撤廃すべきではないだろうか。



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