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吉田輝星(金足農)、ドラ1候補の気になる進路

2018年08月18日

FRIDAY 8月31日号より

吉田 輝星 (金足農高・投手)
176cm・右投右打・動画

夏の甲子園100回大会で誰より株を上げたのは、秋田の公立校である金足農業のエース・吉田輝星(動画)だろう。150キロに迫る直球と多彩な変化球で1回戦の鹿児島実業戦で14個、2回戦の大垣日大戦では13個の三振を奪い、一躍、甲子園の怪物となった。

吉田が157球を投げきった1回戦の翌々日、本誌は花園ラグビー場近くの野球場で練習する彼を発見。終了後、直撃インタビューを実行した。「目標は全国制覇。これからの相手は、いままで経験したことがない強豪校ばかり。試合の序盤から、体力を使い切るくらいの投球をする覚悟です」

MAX150キロの直球以外にも、打者や状況によって3段階の“ギア“を入れ替える、頭脳派の投球術が注目されている。

「走者のいない時に投げる138キロから142キロの直球がギア1で、球威よりも制球重視。走者を背負ったギア2が、143キロから146キロぐらい。得点圏に走者を置いた状況で相手の4番とか、マークしていた選手と対戦するとなれば、それはもう、150キロのギア3になります」

吉田の理知的な解説を聞いていて、脳裏に浮かんだのは大人気マンガ『ワンピース』だ。主人公のルフィは、相手の強さやピンチの度合いによってギア2、ギア3と自身を強化し、戦いを挑んでいく。「ルフィ投法? アハハハハ、ぜひそう呼んでください!! ただ、自分が好きなマンガは、どちらかというとドラゴンボールやトリコです(笑)」

(中略)

中学時代の成績は優秀で、県内有数の進学校、秋田高校にも合格できる実力。気になるのはそんな吉田の進路だ。甲子園が始まる前、彼は東北地方にある大学への進学を、近しい人々や一部のスカウトに伝えている。しかし甲子園での活躍で、今後はプロ野球界からの再アタックが予想される。

そのことに気を揉んでいるのが、金足農業の中泉一豊監督だ。「(これだけ騒がれることで)いろいろなことを周りから言われるでしょうし、本人の気持ちは揺れるかもしれない。怖いです・・・。(進学が既定路線?)はい」

もちろん、吉田にも直接、進路に関して訊ねたが、本人は煙に巻いた。「まだ決めていません。もちろん、将来的にはプロ野球選手になりたいです」。

ある球団スカウトは、候補となっているU-18高校日本代表を経験し、吉田が翻意することを期待している。

「大学に行って時間を無駄にする必要はない。大阪桐蔭の根尾や藤原と同じチームとなり、自分の投手としての力を知ればプロに気持ちが傾くかもしれない。3年前、社会人志望だった秋田商業の成田翔(ロッテ)も、高校日本代表を経験することでプロ入りに踏み切った。前例はある」。

野球界の新星として、より輝けるのはプロの舞台ではないか。




吉田君のスカウト評はこちら

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draftkaigi at 11:48│ │高校 
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