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高卒新人・石川翔(中日)、2軍で堂々デビュー

2018年08月20日

8/20、中日スポーツ2面「ファーム竜情報」より

2017中日ドラフト2位 石川翔
青藍泰斗高・投手・動画

中日のドラフト2位新人、石川翔投手(動画)が19日、ウエスタン・リーグの阪神戦でプロ初登板し、先発して1イニングを2奪三振、無失点に抑える上々のデビューを飾り、大器の片鱗を見せた。試合は1-3で敗れた。

堂々たるデビューだ。1番打者・江越への初球は、捕手のサイン通りにスライダーでストライク。その後、直球が立て続けに外れて四球を与えたが、荒木は最速146キロの直球で空振り三振、西岡は145キロの速球で一ゴロ。最後は板山をスプリットで空振り三振に仕留めた。

「実戦は高校の夏の大会以来。緊張しました。打者に向かっていくつもりで投げた」。東京から父・誠さんと母・アナベルさんが観戦に訪れ「頑張って」と激励され、やや力んだ。それでも直球の制球が乱れるとスライダーでストライクを取る。3アウト目のスプリットは「新球。ボールを軽くはさんで投げたらいい感じだった」と、持ち前の器用さも見せた。

栃木・青藍泰斗高時代から両かかとの痛みに悩まされ、長い現役生活を見越して4月11日に両足の三角骨の除去手術を受けた。「しんどかった」というリハビリ期間中は、筋トレで腕と背中を強化。逆に100球投げても疲れない体をつくりあげた。「秋はフェニックス・リーグもあるので、ケガをしないようにしたい」と焦らずじっくり調整する考えだ。

小笠原投手コーチは「指に掛かったときのストレートはうちでも上の方。今日は指にかかったのは1球。確率を上げてくれれば」と、今後を楽しみにしていた。

(8月19日 ウエスタン・リーグ 阪神 3-1 中日)



下は2017ドラフトで中日が指名した選手です。2位指名・石川君のスカウト評はこちら

中日の2017ドラフト指名選手
×中村 奨成   
1位鈴木 博志ヤマハ 投手
2位石川 翔青藍泰斗高投手
3位高松 渡滝川二高内野手
4位清水 達也花咲徳栄高投手
5位伊藤 康祐中京大中京高外野手
6位山本 拓実市立西宮高投手
育1大蔵 彰人四国IL・徳島投手
育2石田健人マルク龍谷大投手


draftkaigi at 10:16│ │中日 
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