藤原恭大(大阪桐蔭)、ソフトバンク「すごい肩」
2018年08月21日
8/21、スポーツニッポン1面より
鬼肩で4万4000観衆の度肝を抜いた。2回に1点を先制され、なお続く2死一、二塁の場面。ビッグプレーで窮地を救ったのは大阪桐蔭・藤原(動画)だった。中堅に抜けた政吉の打球に素早くチャージすると、本塁へ矢のようなダイレクト返球。送球はやや三塁側へそれたが、二塁走者の生還を間一髪で阻止した。エース柿木も右拳を突き上げながら殊勲の背番号8を出迎えた。
「打球が飛んできた瞬間“ラッキー”って思いました。走者が三塁を回る前から本塁へ投げるつもりでした。守備からいいリズムをつくれました」。バットでは初回の左前打1本のみ。「4番の仕事ができなかった」と猛省したが、好守で相手に傾きかけた流れを引き戻した。西谷浩一監督からも「藤原のバックホームが大きかった」と称えられた。
藤原の憧れはソフトバンクの柳田だ。「藤原君はシートノックの時でも歓声が上がる強肩も魅力の一つ。それにしてもすごい肩でしたね」。視察したソフトバンクの稲嶺誉スカウトは“ギータ級”の鉄砲肩に思わず舌を巻いた。
最強世代と形容される3年生の中でも飛び抜けた身体能力を誇る。遠投110メートル、50メートル走5秒7。握力は右が85キロ、左が90キロだ。「腕相撲はずっと一番。柿木が強いけど、圧勝します」とサラリと言ってのけた。
体力テストは80点満点で78点。長距離走が唯一の苦手で、200人中2位に甘んじたが「他の種目は断トツです」。今年7月。遊び感覚でマウンドから投げた球は144キロを計測した。
(8月20日 夏の甲子園準決勝 大阪桐蔭 5-2 済美)
藤原君のスカウト評はこちら
藤原君のバッティング動画はこちら
藤原 恭大 (大阪桐蔭高・外野手) 180cm・左投左打・動画 |
鬼肩で4万4000観衆の度肝を抜いた。2回に1点を先制され、なお続く2死一、二塁の場面。ビッグプレーで窮地を救ったのは大阪桐蔭・藤原(動画)だった。中堅に抜けた政吉の打球に素早くチャージすると、本塁へ矢のようなダイレクト返球。送球はやや三塁側へそれたが、二塁走者の生還を間一髪で阻止した。エース柿木も右拳を突き上げながら殊勲の背番号8を出迎えた。
「打球が飛んできた瞬間“ラッキー”って思いました。走者が三塁を回る前から本塁へ投げるつもりでした。守備からいいリズムをつくれました」。バットでは初回の左前打1本のみ。「4番の仕事ができなかった」と猛省したが、好守で相手に傾きかけた流れを引き戻した。西谷浩一監督からも「藤原のバックホームが大きかった」と称えられた。
藤原の憧れはソフトバンクの柳田だ。「藤原君はシートノックの時でも歓声が上がる強肩も魅力の一つ。それにしてもすごい肩でしたね」。視察したソフトバンクの稲嶺誉スカウトは“ギータ級”の鉄砲肩に思わず舌を巻いた。
最強世代と形容される3年生の中でも飛び抜けた身体能力を誇る。遠投110メートル、50メートル走5秒7。握力は右が85キロ、左が90キロだ。「腕相撲はずっと一番。柿木が強いけど、圧勝します」とサラリと言ってのけた。
体力テストは80点満点で78点。長距離走が唯一の苦手で、200人中2位に甘んじたが「他の種目は断トツです」。今年7月。遊び感覚でマウンドから投げた球は144キロを計測した。
(8月20日 夏の甲子園準決勝 大阪桐蔭 5-2 済美)
藤原君のスカウト評はこちら
藤原君のバッティング動画はこちら
draftkaigi at 07:28│
│ソフトバンク