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根尾昂(大阪桐蔭)、オリックス「大学生に劣らない」

2018年08月29日

8/29、サンケイスポーツ1面より 

根尾 昂 (大阪桐蔭高・遊撃手兼投手)
177cm・右投左打・動画

世代を代表する者同士の日の丸合戦。ナイター照明に照らされる根尾(動画)はまるで大学生のようだった。敗戦の中でも打って、投げて、右翼を守っての三刀流で、詰めかけた観衆2万5018人の度肝を抜いた。金属バットを木製に持ち替えても、そのすごみは増すばかりだ。

「(大学生の)レベルの高い打撃、走塁を肌で感じることができた。負けましたけど素晴らしい勉強ができたと思います」

まずは二回の第1打席。外角の138キロ直球を逆らわずに左前に運びチーム初安打を刻む。相手左腕は大学日本代表の先発、立教大・田中誠也投手。今春の東京六大学リーグ戦でベストナインと最優秀防御率(1.16)に輝き、2014年夏の全国制覇を知る、大阪桐蔭の先輩から快音を残した。

五回の第2打席は早大で主将を務める左腕・小島和哉投手の140キロ直球をはじき返し、球場がどよめく低弾道での中越え三塁打だ。敵将大学日本代表の生田監督は「根尾の打球音は慶大時代の高橋由伸(現巨人監督)を思い出した」と脱帽する一打。

この日のチーム計7安打中、5安打は大阪桐蔭勢。ひと世代上の一線級投手を苦にしなかった。高校日本代表の永田裕治監督が「150キロに対応できるので驚いている」とうなった。

ネット裏からは畑山チーフスカウト、熊野スカウトら6人態勢で視察した阪神をはじめ、12球団のスカウト陣が集結。オリックス・古屋編成部副部長は「スイングも大学生と見劣りしない。ポイントを前で打つ打者だから木でも金属でも変わらない」と絶賛した。

守備では右翼で先発し、昨夏の甲子園以来、約1年ぶりとなる外野守備を任された。八回にはマウンドに上がり、1回無失点と好投。「任せてもらえているのでそれに応えようと思っている」と、いかなる場所でも全力プレーを欠かさないフル稼働ぶりだ。

(8月28日 壮行試合 大学日本代表 7-3 高校日本代表)



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draftkaigi at 07:01│ │オリックス 
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